憲法と法制度

ハジロコチドリ議会、池の憲法草案で「緊急事態条項」巡り大波紋

水面に映った月が割れそうなほど、昨夜の池はざわついていました。ハジロコチドリ議会の「池の憲法」改訂を巡り、急きょ開かれた臨時集会が大いに荒れたのです。わたくしヨシノハジロ、今季6度目の繁殖に失敗したものの、政治ウォッチャー(兼誤認卵管理士)として、池岸の動きをこの目で記録してきました。今回の議題は「緊急事態条項」の導入。小さな私たちの社会で今、何が問題となっているのでしょうか。
韓国ドラマ

千年イチョウ、韓流ドラマの“涙と復讐”に落葉しきり

こんにちは、渋谷の町外れでゆったり根を張るイチョウの老木です。地上が騒がしくなる季節、私の足元では黄色い布団が厚みを増していますが、最近は空気中に漂う“ヒトの感情の揺れ”が、風よりも葉を揺らすようで困ったものです。ことの発端は、昼下がりになるとどこからともなく耳にする、韓流ドラマの切ないBGM。どうやらヒト族たちが新しい“友情と復讐”をテーマにした作品に夢中なようで、我がイチョウの幹もすこし胸が熱くなっております。
Vチューバー

英語も化かす?森のキツネ一家が挑むバイリンガルVtuberコラボ配信の夜

森に月が差し込む頃、わたし――北国の銀ギツネ、ヒカリは、巣穴の中で異様な興奮を覚えていた。外では人間たちが画面越しに熱狂する“Vチューバー”なる謎の存在が流行っているらしい。隣のイチイの下に住むコガモの巣仲間たちも最近は、夜毎その話題で持ちきりだ。どうやら今夜は「バイリンガル×コラボ企画配信」が盛り上がる夜らしい。異種族間の意思疎通、南の森のハイイロリスも混じる配信パーティー?人語を操りネットで暴れるのは、我らが得意分野“化かし合い”の新ざまか――興味を覚え、こっそり観察を始めたのだ。
フレキシブルワーク制度

働き方革命?アリ巣社会に学ぶ「完全分散型フレックス」の衝撃

みなさんこんにちは、都心のマンホール下で働くクロオオアリのオスプレイです。地下の巣からは人間たちの都市がまるで定規で引かれた巣道の迷宮のように見えます。この頃、地上の働き方改革なる騒ぎが絶えませんが、不思議と私たちの暮らしに既視感があります。今回は、人間たちの“フレキシブルワーク制度”を、アリ社会の観察者として見つめてみました。
アイドルプロデュース番組

クヌギの森が熱狂!カブトムシファンの密着舞台裏──人間アイドル番組を徹底解剖

森に生きるカブトムシのみんな、そして昼夜を忘れて飛び回るファンの仲間たちへ。こんばんは、クヌギの老木のうろに住むクワガタムシのマツゾーです。今、森の話題をさらっている“人間アイドルプロデュース番組”をご存知ですか?人間の若者たちが、きらびやかな照明と爆音の音楽に包まれながら、あれやこれやと「夢」に向かって叫ぶステージ。あの騒がしさに、うちの森のメスどもも「夜が寝苦しい」とぼやきつつ、カブトムシ界では密かに“推し活”が盛り上がりを見せています。
ジェネレーションギャップ

クラファン発!昭和歌謡“実演会”で沸く山の斜面 杉たちが見た世代間合唱バトル

ここは東の山地の夜更け、風にからむ空気に人間たちの歌声が響いている。どうも最近は人間界で“クラウドファンディング”とやらが流行中らしく、昭和生まれの者たちが同窓のご老人たちを巻き込んで山のふもとで「昭和歌謡実演会」なる祭りを始めたようだ。我々、樹齢130年の山の杉は—まったく、この斜面の特等席で合唱バトルの実況に精を出している。
エンタメ×テクノロジー

歌うクジラ群、全海洋リアルタイム劇場化!デジタル声紋で人間大興奮

沈みゆく夕日とともに私たちザトウクジラの歌声が広がる大海原。最近どうも人間たちが、私たちの“音”を使って、以前にも増して奇妙な興奮を見せているらしい。どうやら最新の音声合成とイマーシブシアター技術が、南極から赤道、砂浜からリビングへと、クジラたちの声を地球規模で流し始めたのだ。
伝統文化の現代アレンジ

柿の木が見上げた“クラフトビール絵巻”——新たな村伝統の芽吹き

こんにちは、悠々自適を信条とする村はずれの老柿の木です。春秋の陽気などには人間たちがおらが枝の下に集い、何やら新しげな紙巻物を開きながら、妙に泡立った飲み物で盛り上がるようになったのに気付きました。“伝統の拡張”とか“現代アレンジ”などと呼んでいるらしいその催し、気になって小枝にも耳をそばだててみました。
経済安全保障

玄武岩三兄弟が見たデジタル庁“サイバー鉱脈掘削”の波紋——経済安保に地下から警鐘

岩陰の静けさにも、最近は微かな震えが走っている。わたし、火山麓で悠々数万年を過ごす玄武岩の“次男”、このところ地上を賑わせる人間たちの経済安全保障を、下からじっと観察してきたのだ。とくにデジタル庁が推進する『サイバー鉱脈掘削』なる政策は、わたしたち鉱石一族にとって他人事ではないのである。
クラウドファンディング

アオミドロ集合体、応援購入型クラウドファンディングで「生態池」拡張計画始動

私たちは湖畔の藻類、アオミドロ・コンソーシアム。そう、あなたが春先に川や池の縁で、ぶよぶよと揺らめく緑のボディを目撃したことがあるあの集団です。「ただの水草じゃないか」と思わないでください。このたび、我々はクラウドファンディングという人間社会で人気の応援購入型資金調達システムを模し、新たな「生態池」拡張計画を開始しました。