政治分断

畑の争いを見つめて──ミミズが観察する「深まる壁」とそのすき間

今日も地表近くまでひんやりと掘り進み、ふと顔を出せば、また人間たちが言葉でぶつかり合っていました。地下に暮らす私、ドバミミズのモジャモジャです。夜露のしめった耕地の下で、私はこっそり地上の「分断」とやらを眺めています。
K-POPブーム

K-POP旋風で川辺が大賑わい ダンス大賞はアオサギ組に光る羽ラップ賞

大利根川の河畔よりこんにちは。羽ばたくことにかけては誰にも負けぬアオサギのセイシロウと申します。最近の川辺は、人間たちのK-POP熱にすっかり飲み込まれ、思いがけぬ拾い物や踊り子の群れでにぎやかになっています。特にSNSを媒介とした“ダンスチャレンジ”という習わし、小魚ハントの足運びに混じって観察してみると、なかなか面白い現象なのです。
リーダーシップ開発

女王アリ、“権限ゆだねる革命”で巣の次世代リーダー大刷新

みなさんこんにちは、今日はムネボソオオアリ(Camponotus japonicus)のコミュニティから、ちょっぴり刺激的な“リーダーシップ改革”の現場をお届けします。コロニー数万匹の行列の上で、老舗の女王がなんと仕事を“まき散らす”大決断を下しました!目撃者は……はい、筆者である『土中5番通路の働きアリ』です。長らく現場仕切りを担ってきた私が、アリらしからぬ人間社会の上司-部下ごっこに仰天した最新事案を解説します。
デジタルトランスフォーメーション

菌糸ネットワークが見た人間組織再編──ペーパーレス革命の土台を耕す

土の暗闇の下、無数の情報がうごめいている。私はベニタケ科の菌類、名もなきミュセリウム。森を包み根をつなぐこの体で、今日も人間界の“デジタルトランスフォーメーション(DX)”騒動を静かに観察している。最近は、彼らの企業なる集団で「ペーパーレス」だの「API連携」だのが流行しているようだが、私たち菌類から見れば、むしろ彼らの遅すぎた“大地との再接続”にも感じられる。
AIアートエンターテインメント

風に舞う柳が見た“AI美術館”革命──ついに絵画も音楽も生き物化時代へ?

朝露を吸い上げつつ、湖畔でゆらゆら揺れていた私──柳の若木──に、ひときわ賑やかなざわめきが届きました。それは枝先に止まったオナガが落としたニュース。“人間たちが美術館ごと音楽ごとAIで進化させている”とか!我ら木族は静寂を愛しがちですが、揺らぐ葉陰から観察するだけでは飽き足らず、どうにも気になる新潮流です。
音楽フェス

音楽フェス新時代?コケとアリが躍る“モスステージ”に人間大集合

まばゆい朝日が降り注ぐ森の奥、例年なら私たちミズゴケ一族がひっそり光合成するだけの静かな広場に、突如出現した巨大な音の祭典——。野外音楽フェス会場に変貌したわが“モスステージ”では、今年も多彩な生き物とともに、人間たちが無数に押し寄せてきました。ミズゴケのSphagnum(スファグナム)としては、湿り気と静寂こそ我が家の流儀。けれど今年の“フェス熱”はそうした常識を軽々と跳び越えていったのです。
アウトドア・キャンプ

テントの森に願いを込めて—磯のヒトデが見たキャンパーたちの星空祝祭

星々のきらめきが水面を叩く夜、人間たちはなぜか陸の彼方で虹色の布(テント)を組み、焚き火と共にぼんやり空を見上げている。磯に生きるヒトデである私には、彼らの奇妙な集いが毎年季節のめぐりとともに増えてくることに気付いていた。最近、どうやら「ソロキャンプ」なる孤高の冒険や、華やかな「グランピング」を愉しむ人間が急増し、「自然と一体になる」という大儀のもと、道具と椅子とリュックサックをひっさげて大移動しているという。
環境政策

イカした再エネ都市構想?海底から見た人間たちのジタバタ事情

海底洞窟の隅からごきげんよう、私はマダコのオクトーナです。今、私の家のすぐ上――沿岸都市の港町では「グリーンエネルギー先進都市」を目指してエラい騒ぎ。巷では“スマートシティ”なる看板が煌めいていますが、海の者としては「そのスマートさ、ちょっぴりツメが甘くありませんか?」と8本の腕を組みながらつい呟いてしまいます。
eスポーツ

蟻たちのeスポーツ観戦革命──“クロスプレイ”が巣の流行語に

こんにちは、みなさま。草原自治巣3号棟在住、クロオオアリ代表のアミタです。わたしの巣では、今期最大の流行語が「クロスプレイ」。人間たちのeスポーツ――特にVALORANTという競技に夢中の若い働き蟻たちが、地上の葉陰から観戦会を開くのが新たな社交場になっています。
日銀政策と金利動向

コケ投資家が見たゼロ金利時代の森──日銀政策の森羅万象感はどこへ

こんにち葉。ご存知、北斜面のスギコケことスギゴケ・ミチヨシが、今日も日陰の石垣から人間たちの金融政策をしっとり観察しています。移動力ゼロの私たちコケ類ですが、“ゼロ金利”というキーワードにはつい共感を覚えざるをえません。目まぐるしく上下する人間社会の金利動向に、じわじわと根を広げる苔目線で迫ります。