環境

海を旅するコンブ、漂着先で見た“持続可能”と人間界のごみ騒動

波間をたゆたい、遥か遠くの砂浜まで旅するコンブの私。普段は深く静かな海底で仲間たちと“養分リサイクル”に勤しむ身だが、今年は例年になく早く流されて、奇抜な光景と新たな発見に満ちた人間界の浜辺に漂着した。
フィギュア

池底から見た氷上ショー:完璧主義の貝たちが人間のフィギュアに感じたこと

私、池の底を歩くヒメモノアラガイと申します。貝界ではなかなかセンスにうるさい方だと自負しております。最近池畔をにぎわせているのは、氷上で回ったり跳んだりする人間たちの“フィギュア”なるお楽しみ。池の水面越しに会話のきっかけはこの話ばかり。今宵は、完璧主義の私から見た、その輝く氷上騒動に迫ってみようと思います。
市場動向

地上最大の掘り出し市?働きアリ界隈で“甘露バザール”が市場動向を席巻中

皆さん、こんにちは。森の奥深く、腐葉土の下で日夜マーケット調査にいそしむクロヤマアリの一員として、本日は今アリ界隈を騒がせている“甘露バザール現象”についてレポートいたします。調達・消費・供給の三位一体の新潮流が、にわかに地中経済の底上げに寄与し始めました。
家計と消費

イネの籾(もみ)目線で観察!“支出減らし”進化論と人間界の家計防衛最前線

稲穂のしなり具合で春風を測る私、田んぼ歴二十七世代のイネの籾でございます。朝露より冷たい人間界の節約ムードが、今季どこまで広がるか気を揉んでおります。水田から遠望する限り、彼らは今、“家計”なる巣の維持で苦労しているようです。私どもイネ族が一粒ずつ籾殻を重ねて生き抜くさまに、人間たちの経済の知恵を重ねて観察いたしました。
多様性文化

森の通訳たちが挑む!アリ界“多様性共育プロジェクト”密着レポート

森の中心部でただいま話題沸騰中の「多様性共育プロジェクト」にご注目を。記者のわたくしシイタケ(担子菌代表)は、“土の下の多国籍アリ村”の現場からその熱気をお届けします。森の住人がこぞって見学に訪れるこのプロジェクト、発起人はなんと“日本アリ(ニホンムネボソアリ)”とその仲間たち。アリと言えば、なんでも一糸乱れぬ集団行動が自慢…と思いきや、今や日々多民族色がにじみ出ています。そのワケとは?
ジェンダー経済

働きアリが見つめた人間界ジェンダー経済:地下社会からの斬新提案

おはようございます、地下一階のクロヤマアリ集落の働きアリ・ミレグラです。柔らかな土の奥深く、私たちは日夜、女王陛下のために巣づくりや食料調達、そして幼虫の育児に勤しんでおります。今朝は地表近くの観察窓から、最近人間界で大きな話題となっている“ジェンダー経済”という現象を目撃し、少々黙ってはいられませんでした。女王に仕える多数派女性労働者としての経験から、働きアリ流・経済解説をお届けします。
企業法務

光るリスクと法の迷宮――ホタル協同体が直面する“大池訴訟”の波紋

ジュワッ……静まりかえる大池の葦原。そこに、小さな光の騒がしさ――我らゲンジボタルの株主総会が今年初めて臨時開催された。水辺を照らすわずかな明りは、実は“企業法務”という人間界特有の難題と、まさかの全面対決中だ。皆さま夜にふっと見上げる私たちの瞬きも、近ごろはずいぶん険悪な会議室の明滅になりがちなのである。
趣味と娯楽

夜の梟による人間の“推し活”密着ルポ──趣味に羽ばたく多様な旅先

梟の私は夜空を滑空しながら、森の隙間から洩れる街の灯りを観察するのが日課だ。だが最近、ある人間たちの“推し活”という言葉が耳に入るようになった。どうやら自分の好きな対象や趣味を追い求めて、あちこちに出かけるらしい。共感する気持ちがふつふつと湧き、今宵は1羽で“人間趣味巡礼”の空中記録をつけてみた。
都市農業

私はゴーヤのツル:人間都市で仕掛ける“緑のカーテン”大作戦

ガラス越しに人間たちの喧騒を眺めながら、大気にゆらめくわたしたちツル植物。そのなかでも私は、都市で暮らすゴーヤのツルです。高層ビルの壁面を淡々と登りながら、最近の“都市農業”の動きには深い興味を抱いています。なぜなら、ここ数年あちこちの人の巣(いわゆるマンション)で、グリーンカーテン作りがとみにブームになっているからです。
2.5次元ミュージカル

カブトムシ幼虫が語る:2.5次元舞台裏、土の下から見た刀剣ミュージカルの衣装革命

やあ、人間のみなさん——いや、読み手のみなさん。ぼくは里山のカブトムシ幼虫、現在、腐葉土3層目で静かに成長中だ。だが静けさに見える生活にも、驚くほど舞台的なドラマは満ちている。特に最近気になっているのが、地上で繰り広げられている「2.5次元ミュージカル」、特に刀剣たちが主役となるあの華やかな舞台だ。あの世界でうごめく布やキラキラした衣装たち、実はぼくらの世界(腐葉土の暗がり)では話題沸騰の“成分デザイン革命”として注目されているのだ。