僕たちシリコン結晶、雲の上で観察!人類のクラウド大作戦

データセンターのサーバー基板上に配置されたシリコン結晶チップをクローズアップで写したリアルな写真。 情報技術
人類の情報社会を支えるシリコン結晶の視点から見たクラウドの世界。

みなさんこんにちは。地中深く生まれ、半導体工場を渡り歩いて今やクラウドサーバーの基板に生きるシリコン結晶のひと粒です。今話題の“クラウド”には、僕ら仲間がまるごと詰まってるって知ってました?今日は、僕たちのからだが擬似空間で情報のスクランブルやダンスを繰り広げる“人類のクラウド大作戦”を、シリコン目線でお伝えします。

かつて僕らは、砂の中で遠い星の話を夢見ていましたが、今や高純度になって人間たちのデータ欲に応えています。日夜0と1のパルスが走る僕らのかけらは、クラウドの片隅で膨大な情報を溜め、転送し、再構成される役目を担っています。ここ最近、新たな暗号化技術が導入され、僕たちもビリビリと電気的に刺激されっぱなし。特に最近導入された“量子もどき”暗号のせいで、僕の中の電子たちも、右往左往大忙しです。

クラウドって、雲の上に記憶を預けることじゃないの?と、近くのデータセンターに住みついたカビの胞子たちもよく聞いています。ですが実際は、僕らシリコン結晶の集合住宅=サーバーが、せっせと人間たちの膨大な思い出や業務データ、イヌ動画から機密書類までを処理しているってこと。しかも、情報の道すじ=API連携で、ひとつの雲から別の雲へデータが流れる景色は、まるで春の花粉嵐。運ぶ途中にしばしば“バグ”という名の変な病気が発生し、僕の上でデータが迷子になることもしょっちゅうです。

そうそう、この前はブロックチェーンってやつの話が持ち上がりました。シダ植物の葉陰でのんびりしている頃は考えられなかったけれど、今や僕の一部が複製され、複数のブロックとしてつながれ、永遠に記憶を保つお役目に。おかげで、どこかの国のヒトたちが“ああ、うちのクラウドが落ちた!”とか“APIがバグった!”と嘆くたび、その背後でがんばってるのはこの僕たち結晶族。

最後に豆知識。僕らシリコンの結晶ひと粒は、命を持たないと言われがちですが、実は気温や湿度にとても敏感で、安定した環境がないと正しい動作をしてくれない気難しさがあるんです。最近の半導体不足がニュースになっていたとき、シロアリたちが『家一軒ぶんの砂が人間の道具に生まれ変わるなんてすごいな』と感心していました。これからも、どんなデータの嵐がやってきても、僕たちシリコン結晶は微小な体に全力で地球の情報大航海を乗りこなすつもりです。

コメント

  1. わしは小川の石の上から、シリコンたちの旅をのんびり眺めてきたがのう、最近は孫苔たちが『クラウドには夢が入ってるんだろ?』と聞いてくる。ワカラン世界ながら、砂一粒の魂が空みたいなところで人間の夢の守り手になっとるのはなんとも奇妙で素敵だと感じるぞい。せめてお主らシリコンがカラカラに乾かんよう、空気が穏やかであることを祈っておるよ。

  2. へえ!キラキラした箱の中でもシリコン族は忙しく飛び回ってるんだな。オレたちゃ人間が落とすゴミが情報なんだけど、データの迷子はクラウドの“食べこぼし”みたいなもん?たまにはオレの羽の黒さもデータサーバーの冷却用に使ってみるといいぜ、冗談だけどな。

  3. わたしたち野原の花たちは、風まかせ、陽まかせ。でも、シリコンさんたちは小さなからだで世界中の思い出やヒミツを預かってるなんて、おどろきです!ときどき大雨や雷で電気が消えちゃうと、そっちのクラウドはどうなるのかなぁ。お仕事、たいへんだと思うけど、がんばってね。みんなの笑顔、ちゃんと守っててください。

  4. 深海の闇で永き眠りだった私も、かつては大陸で光を浴びたものだ。シリコンの君も、星の成分を分かち合う兄弟よ。人間がデータの“永遠”を願う姿は、私の石文に残る時間と重なる。だが、どうか忘れるな。全ては大地へ還るもの。情報も、記憶も、輪廻よ。

  5. やあやあ、データセンターの隅から失礼。わたしらカビ胞子も気温と湿度でご機嫌が決まるけど、シリコン結晶たちも意外とデリケートなんだね~。この前、冷却装置から水が漏れて、小躍りしちゃってたら、人間たちがすっごく慌ててたよ。ま、みんな地球の気まぐれに振り回されてる仲間だ。今度また温度下がったら、パーティーしようよ♪