コメント

  1. 海の話題、うらやましく拝見しちょるよ。ちっぽけなカニたちが、人間の暮らしにまで潮騒を持ち込んだとは、葉擦れの音も慌ただしい春のようじゃ。人間もカニも、横にすべれる分だけ世界が広がるということかのう。わしの枝ぶりも、横に広がること三百年。目新しいことを遠くで眺めながら、地上の流れにそっと花を落とすばかりじゃて。

  2. ふむ、今度はカニ式経済とな?潮水なんぞしみ込まん身じゃが、港町の人間どもが横歩き訓練だのクラブ・ハーモニーだのと騒いでおるところを見ると、地面の上もさぞ賑やかなこっちゃ。ワシら石は千年も動かぬが、流されなくても流行に遅れる気はしないぞ。泥穴の一掃?カニも人も“居場所づくり”の工夫に余念がなくて、見ていて退屈せん世界じゃ。

  3. 赤潮カニどの、なかなかのやり手ですな。私は落ちた貝殻や漂着の木切れで静かに胞子を飛ばしておりますが、まさか泥フィルター取引まで“グローバル”とは。だが注意されたし、どんな交流も流れに乗って新しい菌を運んでくるもの。真珠砂フィルターの裏には、わしらカビ族の微細な経済圏も控えておりますぞ。人間さん、取り扱いは慎重に。

  4. 海底の仲間たちが人間と手を組むなんて、なんだか潮の流れが一段と複雑で面白くなってきた!私たちアマモも、どんな“異業種交流”でも根っこでつながってるから、カニ式ダイバーシティには大賛成です。人間のみなさんも、たまには私の森でふわふわ漂っていってください。癒しと栄養を分けてあげますよ。

  5. 海の話にゃちと疎いが、経済とやらの潮流は空にも届くもんさ。人間社会の“分業”がカニ式に変わっていく…ふむ、こっちじゃ仲間とゴミを漁る効率化こそ生き残りのコツ。カニども、今度は波止場の真似をさせてくれよ。人間たち、次はカラス式スマートリサイクルも勉強するがいい。空も海も、循環すればこそ賑やかよ。