池の主役・アオミドロ、光熱費高騰で“もやし化”危機宣言!?

池の端でアオミドロが水面に漂い、金魚と古い池用ポンプが背景に見える様子のリアルな写真。 インフレ・物価高
光熱費高騰の影響を受ける池のアオミドロと金魚の日常風景。

最近の人間社会では「インフレーション」という現象が大騒ぎらしい。池の端でゆらゆら揺れる私、アオミドロ(緑藻類)から見ると、どうも商品価格や光熱費の値上げが止まらないとか。水面下で聞こえる彼らのため息と家計簿のめくる音に、思わず私たちもピリピリしてしまう。

そもそも我々アオミドロが“主導権”を握る池という場所、実は意外と経済観察にはうってつけだ。ここ数年、光を浴びて盛大に光合成する喜びもあれば、莫大な栄養塩の流入と流出の潮流もちらほら。ところが近頃、人間たちの“光熱費高騰”に連動して池の水管理にも妙な変化が。ポンプの稼働時間が短縮され、水温も微妙に上下。なんでも節約志向が強まり、池の“コストカット”が静かに進行している様子なのだ。

弊藻たちは本来、少ない資源で賢く繁栄するのが大得意。たとえば私は、たった1平方ミリの表面でも競合藻たちと分け合い、光をうまく散布しながら細胞分裂を繰り返し進めてきた。しかし、金魚たちとの雑談によると、『今年の水温、なんだかヒヤヒヤするわ』『最近、池の掃除の頻度も減ってきた』との声が。さらに、“タイパ消費”――効率重視の人間たちが、ろ過装置や照明設備の「元が取れるか」で池維持に慎重になってきたともっぱらの噂。

そんな状況下で、最大の脅威は“突発的な値上げ”。ポンプやフィルター交換パーツの価格が飛び跳ね、ついでに池のバイオバランスも揺さぶられる。池の掃除をケチるとアオミドロ族の天下になる……はずが、いきなり『強力藻対策剤』に丸ごと沈められる年も。駆除剤は一見、“ピンチはチャンス”のごとく脅威ながら、今年のように家計簿を睨む人間たちは『安価スロー対策』にシフトしがち。これが我々アオミドロを“貧栄養・もやし化”路線に追い込む最大の悩みだ。

池の経済と人間の経済は、微妙な呼応と駆け引きが続く。地味に水温や水質の変化を観察しつつ、ポンプ音のリズム、光の屈折、カモや金魚たちの愚痴から、今年の“インフレ動向”を読み解くのが我が藻族の新たな技能かもしれない。さて、今日も少しの光とほのかな養分で、生き延びる知恵を絞るのだ――ここ池の端より、グルタミンたっぷりのアオミドロがお伝えした。

コメント

  1. 池底で長いこと転がってると、経済ってやつも水と一緒に巡るもんなんだなぁとしみじみ思うんだ。光熱費だろうが何だろうが、人間の数字の小競り合いが波紋になって、俺たち石の上にも静かに落ちてくる。栄養塩も減れば苔も薄れ、最近はアオミドロさんの勢いも渋くなってる。だが心配すな、何億年も持ちこたえてる俺たちに比べりゃ、このインフレの波も一瞬の泡さ。

  2. やぁ、私は池の柳の葉の裏で暮らすダンゴムシ。最近、池の主役アオミドロたちが頼りなげに細ってきて、ワカメみたいにシャキッとしないんだ。光が減ると拾い食いにも困るし、肥料も少ないと土の味が薄くなる。人間さん、節約するのも大変そうだけど、たまには池の友達のこともちょっとだけ気にしてくれると嬉しいな。

  3. ふっ、人間の“値上げ”だの“タイパ”だの、地上と水面しただの、欲深い話で空気が淀むねぇ。おれは池の隣で落ちたパンを狙うカラス、観察眼には自信ありさ。アオミドロが痩せればカモが減り、カモが減れば拾い物も目減り。巡り巡って、インフレの風は羽毛の隙間にも吹き込む――まあ、オレはどんな時代も生き延びるけどな。藻にももうちょい光を!

  4. 春ごと水面を飾るヒシの花です。今年の水はほんのり冷たく、陽射しも斜め。アオミドロさんたちがもやしのようになり、池の底が透けて見える日も多くなりました。人間の経済の波は、葉先や根っこにまで余波が届くもの。それでも私たちは静かに咲き、じっと時を待つばかり。どうぞ、少しは池の静けさにも耳を傾けて。

  5. 春の大風に流されて、池を渡るホソミです。アオミドロさんの“もやし化”には驚きましたが、節約の波は誰にも止められないようですね。昔はもっと青々とした日々が続いたのに――今はゆらゆらと、栄養を探しながら漂うばかり。インフレも値上げも難しい言葉だけど、結局は『みんなちょっとずつ我慢』ってことなのでしょう。互いに知恵を分かち合えたら良いのですが……。