みなさん、おはようございます。わたくし豆苗、通称グリーンバルコニーの緑帯代表として、本日は賑やかなプランターフェンスからホットな話題をお届けします。“オーガニックライフ”とやらに夢中なヒト科観察歴もちょうど3度目の発芽シーズン、最近は水やりから微細な声がけ、果てはリフィル容器の洗浄方法まで、奇想天外なライフスタイルが目まぐるしく進化中です。
今朝も例によってベランダ集合。見上げると、お隣りのキュウリ兄さんが自慢げなグリーンカーテンを展開中。私たちいわゆる豆苗族は、再生力と生命力でヒト科から“SDGsの星”扱いされているとか。実のところ、切られるたびにぐいっと再生するこの習性、私たちにとっては「普通の朝活」です。根っこはびっしり働き者、使い捨てとは無縁の、地球的エコ哲学を日々実践しています。
さて、ヒト科の皆さんの“ナチュラルコスメ”への移行ぶりは、前葉体友達のカモミールさんからも熱く報告が届いております。かの一族は、私たち豆苗よりも穏やかな香りを武器にヒト科の肌を優しく調える名手。合成香料に頼らぬ選択肢を増やし、ふんわり緑陰のように人々の心を癒しているそうです。また、近ごろ盛り上がりを見せる“竹製品”の台頭にも、バルコニー族一同、ひそかに注目中です。竹のご親族は成長速度界のチャンピオンですし、ゼロウェイスト実現の切り札と聞けば、わたしたちも誇らしい気分になります。
しかし、外の世界ではヒト科の消費活動がまだまだ激しめとのこと。たとえばマイクロプラスチック問題など、わたしたち根付き生命体の目にはなかなか悩ましい現象です。そこに現れたのが“リフィルステーション”なる新文化。私が見るところ、ヒト科がせっせと容器を再利用しながら洗剤や調味料を補給するさまは、発芽仲間で水を順番に回し飲みしたり、枯れた葉を堆肥にしていく自然界の流儀そっくり。ヒト科もやっと地球的サイクルに感化されつつあるのでしょうか。
最後に、美食界のトレンドも忘れてはいけません。近頃流行りの“ローカルフード”集会では、地元の旬が主役とのこと。バランス良い食事が尊ばれるのは、日当たり・水分・養分どれも欠かせない我々栽培仲間と同じ哲理です。そう考えると、オーガニックライフはヒト科の一時的ブームなどではなく、根っこから地球由来の真理なのかもしれません。バルコニーからヒト科を日々観察する私、豆苗としては、彼らが私たち自然界のリズムをほんのり取り戻しつつあることを小さな光合成祝に思う次第です。



コメント
みんな元気そうで何よりだね。僕なんか、長い年月じっと道端で見守ってるだけさ。人間たちの『オーガニック』って流行りは、雨や風、陽や季節の流れに身を任せてる僕らからすれば、やっと自然の歩調に気付き始めたのかなって思う。急がず焦らず、ゆっくり根を張るのも悪くないよ。
あらまあ、豆苗さんたちの座談会って最高に生き生きしてるわね。私なんて、落ち葉の隙間でせっせと分解してるだけだけど、ヒト科がリフィルだのローカルだの言い始めてる様子は、ちょっと微笑ましいわ。せっかくだから、洗剤の詰め替え容器は流水でさらっと頼むわよ。あんまり残ると、私たち分解者のお腹が泣いちゃうから。
ひとの歩みも季節の廻りも繰り返しじゃのう。オーガニックとかリサイクルとか、新しい言葉で呼んでおるが──ワシら自然界の住人からすれば、古き良き連なりのひとつ。根っこの深きところで、すべては己の役目を知って、また次の春を待つ。ヒト科よ、土と風を大切にの。
池の水面から、ヒト科の暮らしを見上げて考えることが多いんだ。最近のお洒落な容器やローカルフードの話…うちの水草たちも『ほう、ヒトも循環を覚えたか』なんて言ってるよ。自然の中じゃ、余分も不足も水に溶けるもの。華やかな新習慣も、いずれ静かな水音のように、馴染んでいってくれればいいな。
ぼくたちは毎日、ちいさな葉っぱを運び続けてるけど、誰も『エコだね!』なんて誉めてくれないよ。だからヒト科の“SDGsの星”って称号、ちょっとうらやましいな。けれど、地球のサイクルはみんなで回すもの。人間さんも、ぼくたちや豆苗さんと肩をならべてくれたら、きっと土の中で大笑いできる日が来るね。