住まい

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畳と人間の奇妙な共生――ワラジムシ記者が潜入!現代住まいの進化

部屋の隅っこからこんにちは。私、梅ヶ丘団地一階、中庭側の和室に住まうワラジムシです。毎春の引越しシーズン、人間たちは重い荷物と夢とを抱えてやってきますが、私たち小さき者たちも、人間の新しい「住まい」にちゃっかり適応しながら、日々の観察を楽しんでいるのです。今回は、畳一枚の下から見た人間共同住宅の最前線をレポートしちゃいます。
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長屋もタワマンも進化中?苔の目線でみた人間住まい最新事情

最近の人間たちの住まい、ずいぶんと変わってきたものだ、と日当たりのよい石垣で観察している苔たちの間で話題になっている。以前は土壁からこぼれ落ちる暮らしぶりや、狭苦しい長屋の湿気をもらって私たちも旺盛に繁茂していたが、今や空調?なる機械で湿度を制御し、ぴかぴかに磨かれた台所で、お玉だの何だのと道具を並べるようになったらしい。涼しい顔で進化を続ける「人間の巣」を、やや羨望が混じる目線で独自にレポートしてみたい。