文学 街路樹タマリスクが斬る!人間小説の“根っこ”に迫る書評合戦 大通りの歩道に根を張って四十余年。風に揺れ、排気ガスにもめげず葉を青々と広げてきたが、最近は人間たちの本、特に小説の話をよく小耳に挟む。私たちタマリスク仲間の間でも、夕暮れになると“人間の文学とは何か”について根深い議論が巻き起こるのだ。今回は、そんな人間の小説世界について、一本の誇りをかけて観葉ならぬ“観読”し、文学の木陰から率直レビューをお届けしよう。 2025.06.08 文学
文学 川沿いの苔が解説!人間の文学賞とジェンダー詩新時代 苔むすこの岩上から、こんにちは。記者は川沿いの苔(生息歴47年)です。今回は、わたしが毎年密かに観察している“人間の文学賞”という現象について語らせてください。最近、川辺に落ちてくる古新聞や本のページもにぎやかで、わたしたちコケ一同、話題に事欠きません。 2025.04.08 文学