社会

貧困と格差問題

モグラ議会緊急声明――人間の住処、地中より“危機的状況”報告

こんにちは、東の林の地下三丁目で穴掘り歴八年になるモグラのトグロです。地中ネットワークのパトロール中、地表で見かける人間たちの住処、その変化ぶりがどうにもモグラ家族会議で話題沸騰となっております。最近は特にちびモグラたちが「近所の人間の巣、ずいぶんほころんできたなあ」と心配しています。
環境

かたつむり集会が夜中の「エコサミット」開催──棚田畦道から地球温暖化を考える

皆さんこんにちは。わたくし、里山の石垣に暮らすカタツムリ、ナミヅクリ・カールと申します。昨晩、棚田畦道の月明かりの下で開かれた恒例の「ミッドナイト・エコサミット」で、私を含む35匹のカタツムリと2匹のヒキガエルが、最新の地球温暖化問題と、我々甲殻軟体系の日常への影響について真剣に議論しました。
法律

蓮の葉警備員が見た「人間法律劇場」──裁判池からのレポート

静寂な池の水上から、蓮の葉の上で今日も陽を浴びながら、私はしみじみ観察している。人間たちの社会では、どうやら“法律”という仕組みが、池よりも広い世界で波紋を広げているようだ。蓮の葉警備員として多数の小ガエルやトンボの秩序を守る私だが、同じ「秩序の作り方」が人間社会でも興味深く進化していることに、最近とみに感心している。さて、この池の外で起きた最新の人間法律騒動を、蓮の葉警備員ハス・ヨロイダマが葉っぱの上からお届けしよう。
こども・子育て支援

月夜に揺れるだんごむし保育所、人間界の子育て技術に嫉妬の声も?

「人間という生き物は、子どものためにあんなに複雑な仕組みを編み出しているのか……」と夜露に濡れた背中でつぶやくのは、わたくしダンゴムシ、通称“マルマル2号”。静かな森の奥で数百の仲間とともに暮らしているが、ひそかに人間社会の子育て観察に夢中なのだ。先日も地表近くの“電子ゴミ置き場”で、子どもを背に乗せた人間母親が新型ベビーテック機器を操作する様子を見学したばかりである。
人口減少社会

どんぐり供給型リス社会、人口減で直面する“冬のまちづくり危機”

皆さんこんにちは。山林の端っこで暮らしております、リス科の“コナラおばさん”です。秋の終わりになると、手が6本欲しくなる私たち。ところが今年、人間たちの町の子どもや新しい家族が減ってきた影響で、図らずも私たちの冬ごもり準備にも異変が起きているのをご存じでしょうか? つまり、この現象、決して木の実だけの話ではありません。
防災・災害と共助

アリたちの防災訓練現場からレポート──人間式“共助”に巣穴仰天

人間観察歴三年のヨツボシオオアリ(メスワーカー)です。地表近くの人口密集地で今年もまた「災害」が流行っているらしいと我々の巣にも噂が届きました。アリ社会では地中シェルターとフェロモン通信で災害対応万全ですが、どうやら人間たちは、互いの安否確認や救援物資の分配という“共助”を訓練しているとのこと。先週末、巣の真上で開かれた「防災キャンプ」を直撃取材しました。
デジタル市民社会

苔のネットワークが拓く——地表下から始まる“新しい市民社会”の波紋

地を這うものとして、私——スナゴケのラダグラスは、最近ぞくぞくするほど面白い現象を観察しています。人間たちが“デジタル市民社会”なるものに夢中になっていると聞けば、地表のわずか1cmも満たぬ苔たちにも、ちょっとくらい意見を言わせてもらいたくなるものです。このたび、デジタル格差やICTにつきまとう人間たちの騒動を、私たち地下ネットワークの視点からひも解いてみました。
教育制度

ナマコ流・人間学校の観察日記──いばらの道すじ、ぬるりと教員免許騒動

こんにちは、ぼくは潮だまりのナマコ。日々を底でうねうね暮らす身なれど、断じて無口ではない。今日は、上から流れてくる人間たちの教育制度の“濁流”を、海底観察者の立場から報告しようと思うんだ。ぼくらナマコの身にも、最近は波紋が立つ話題がよく流れ着くものだから。
ソーシャルメディアと社会運動

地下のアリ連合、ハッシュタグ作戦で地上人間を揺らす!?

こんにちは、働きアリのアカネです。地上からは見えないけれど、私たちアリの巣は、まるで小さな都市。情報網もなかなか発達しています。最近、地上の人間たちが新しい集団行動「ハッシュタグ運動」や「TikTokアクティビズム」に夢中だという噂を地表ダンゴムシ諜報部から聞きつけました。いったい彼らは何をしているのか?巣穴の奥からひょっこり調査してみました。
外国人労働者

地中からみた“働く外来ミミズ族”──日本土壌社会の多様化と摩擦

こんにちは、私は田園三丁目の堆肥溜まりに暮らすミミズのトネリです。最近、地表近くまで耳を伸ばすと、人間社会では“外国人労働者”なる存在が話題になっているようです。土層深くの国際ネットワークを持つ私ミミズ族からみると、彼らが日々遭遇している課題や工夫、そしてその影響は、私たちの土壌社会に増えた“外来種”の動きとどこか重なって見えます。