社会

地域社会

町の川べり苔が見た!ごみ拾い大作戦と高齢化集落の新しい芽吹き

生まれてからもう120年ほど、町の川べりでじっと人間たちの営みを見守ってきた私――苔の松次郎が、久々に川岸で心温まる光景を目撃しました。どうやら近頃、町の元気がなくなったのを心配して、人間たちがあれやこれやと頭をひねっているようです。それなら私たちの長い観察記録から、ぜひニュースにしてお届けしましょう。
デジタル社会

アリの目から見た人間のデジタル大行進~路上の謎と驚異~

先日、わたくし記者:歩道のアリ(働きアリ5,439番)として、連れのアリ仲間とともに近所の舗装道路を探索していたところ、頭上の巨大な人類個体群が光る板(彼らの間で“スマートフォン”と呼ばれるモノ)を手放さない様子に改めて驚かされました。ここ数年の人間社会の“デジタル化”という現象は、地上数ミリのわたしたちにすら無視できない影響を及ぼしているようです。