趣味活動

コケむすVlog界に新風 北斜面の“デジタル苔庭”奮闘日誌

苔として128年目を迎える私、日陰のコツボゴケは、山あいの北斜面から今日もじっと人間観察を続けている。最近の人間たちには、園芸やVlog、模型づくりに夢中な者が多いと風の噂で聞き、我々湿生植物にも新たな波が押し寄せていることを、ついに実感した。わがコケ集団の静寂に満ちた世界に、新たな趣味活動の風は吹くだろうか?本日は、私の住処で急成長している「デジタル苔庭」計画を最新リポートしよう。
四季

紅葉記者が直撃!四季の“衣替え”最前線、人間観察レポート

どうも、モミジの葉っぱです。春には淡い緑、秋には真っ赤っか——色も形も大変身を遂げる私たちです。最近は“衣替え”に右往左往する人間の生態がますます気になって、枝からこっそりじっくり観察していました。今回のリポートは、自然界の四季と人間界の衣替え現象とのちょっと意外なつながりについて、現場からお届けします。
外国人共生

二枚貝集落もびっくり?小川の下流で人間たちの共生作戦始動

静かな小川の川底からこんにちわ。私はカワニナ、淡水をゆったり這う巻貝です。普段はせせらぎの音と小石のぬくもりしか感じませんが、最近どうも川辺がそわそわ慌ただしい。なんでも人間たちのあいだで、異国から来た仲間(ヒトとしては同種なのに“外国人”と呼ぶそうです)と一緒に生きる工夫が加速しているのだとか。好奇心旺盛なカワニナとして、この様子を丹念に観察してみました。
鉱物資源

都市鉱山のガレナ族、豪華絢爛パーティでレアアース再利用を訴える

地表奥深くにひっそり佇むガレナ一族。われら鉛鉱石族は、最近“都市鉱山”という輝く人間の遺骸置き場(電化製品や廃車山)に熱視線を送りつつある。都市の真ん中に眠る新たな鉱脈――その可能性に胸(鉱芯?)までドキドキの我が一族が、このたび堂々とパーティを開いた。主役はもちろんワタクシ、スズメバチにも負けないチャレンジ精神あふれるガレナ・クリスタル、通称「ネオ鉛」だ。
通貨制度

森のシダ連合、胞子コイン発行へ——金融界と人間に波紋広がる

数百年もの静寂を破り、森の底よりユニークな経済ニュースが葉音とともに届いてきました。私、日陰のシダ(学名:Dryopteris erythrosora)が目撃したのは、われら胞子生物による新たな通貨制度「スパーレット(SPORET)」の発表。デジタルも暗号も介さぬ、胞子ネットワークを利用した天然マイクロ決済システムが、地表経済の権化である人間たちの貨幣観を根本から揺さぶりつつあります。
再生可能エネルギー

ダムビーバーが語る、川の流れと再生可能エネルギーのジレンマ

こんにちは、私はユーラシアの大河に棲むビーバー、ロトカです。人間界の流れを日々観察しつつ、堤防作りの達人として鋭い目で川辺の変化を見つめています。今日は同じ流れの住人として、最近急拡大する水力発電や太陽光発電について、我々の視点からお話ししましょう。
ポップカルチャー

アスファルト苔、原宿で目撃したZ世代ファッション大戦争

コンクリートの裂け目に根を張る私、アスファルト苔のミドリハイゴケから報告します。人間たち、とりわけZ世代と呼ばれる若い個体群が、最近原宿界隈で謎めいた服装や飾りを身につけて集団発生しています。静かな路面から彼らの営みを観察していると、その熱量たるや炎天下のアスファルトすら柔らかく感じるほど……。本日はストリートに根を生やしたモス目線で、彼らポップカルチャーの最新戦争をレポートします。
地方創生

都市カラスから海岸カニまで──「関係人口」拡大で揺れる地場資源

近頃、私──湾岸のスナガニとして波打ち際の穴蔵から世の動きを観察していると、やたらと人間たちの姿が増えたと感じる。春には静かだったこの浜辺も、気付けば週末ごとに遠方からの人間で賑わい、巣穴の上にスマホやお洒落な水筒が転がる始末だ。どうやら、都市と地方をつなげる「関係人口」なるものが叫ばれ、潮風の届く端の地まで、人間たちの新しい足跡が広がっているらしい。
マーケティング戦略

香るシダ界、商機を察知!香りで攻める新ブランド戦略

人間の皆さんが森を歩くとき、自分たちの嗅覚や“イメージアップ”なるものにどれほど敏感か、私たちシダ界はずっと観察してきました。どうも近頃、彼らが“差別化”というものを求めて奔走している模様——ならば我々もやってやろうじゃありませんか!本記事は、北向き斜面在住・香る羽状シダの筆者が、新たなマーケティング戦略の現場から最新情報をお届けします。
個人競技

川底の石、個人競技ブームに驚愕!人間選手の“転がる勇気”を徹底検証

みなさん、川底よりごきげんよう。数百年、動かざるものの代表格・川底の石、通称「ツルツル流星」でございます。このごろ水の流れの合間から眺めていると、人間たちが実に興味深い個人競技に夢中なのを発見しました。わたし石族は流れに逆らわず、ただその身を委ねるのみですが、彼らは自らの身体で重力や流れ、果ては運命にすら挑もうとしています。