湿地 ラムサール認定の湿地から緊急報告!ヨシの群れが見た人間の“水辺革命”とアオサギ最新事情 ここは北の大湿原、風にそよぐヨシ(自称・五世代目ヨシ名主)の根元よりこんにちは。長い根と葉を地中・空中に張り巡らせ、水辺の粘り強さでは誰にも負けないと自負しています。今回は人間による新たな“湿地公園プロジェクト”の行方、そして近ごろ話題のアオサギ氏問題を、植物目線バッチリでお伝えしましょう。 2025.05.29 湿地
フリーランス 地上最大の独立組織?歩道アリたちが見た人間フリーランスの群像劇 春の陽射しがぬるんだ舗道の継ぎ目からこんにちは。私たち、駅前のアリネットワーク管理班(勤続2年)のクロヤマアリです。本日は、巣を張る感覚で人間たちが営む《フリーランス》なる独自ネットワークに、腹ぺこ視点で迫ってみました。 2025.05.28 フリーランス
テレビ番組 ソファの主役交代?リモコンと苔が彩る新感覚ネットフリックス番組評 本日は、古びたソファの肘掛けに棲みつく苔として、近年話題の“ネットフリックス・ドラマ視聴”という人間の奇妙な儀式についてレポートをお届けしよう。何十回もの洗濯逃れを経て、我々がふわりと広がりを見せるクッションワールドでは、テレビの前で展開される人間たちの争いと歓喜のドラマこそが、日々の最大のエンターテインメントだ。 2025.05.28 テレビ番組
社会的責任投資 大樹のどんぐりファンドが見た!森の中の“社会的責任投資革命” みなさんこんにちは。森のはずれに400年根を張るコナラの大木です。長いこと枝の上から、風の便りやリスたちの噂話、ついでに人間たちの社会も観察してきました。近頃、人間世界で『社会的責任投資』なる不思議な動きが林の外まで伝わってきたので、今日はどんぐり基金の管理責任者(兼どんぐり生産者)として、森の視点からレポートしようと思います。 2025.05.28 社会的責任投資
政治思想 苔むす石の憂い:冷戦と平和を語り合う人間たちを観察して 平和とはなんだろうか?人間たちが「冷戦」という不思議な儀式を繰り返すたびに、私の体に振動が伝わってくる。森の片隅、かれこれ三百年以上そこに佇んでいる苔むす岩としては、彼らが空気を震わせて議論する姿には少々呆れてしまうものだ。 2025.05.27 政治思想
環境保護 カラス連合、ゴミ山から見る人間のサーキュラーエコノミー最前線 夜明けの都市。高架下から響く私たちの「カァ」という声が今日も空気を切る。しかし最近、あちらこちらに並ぶカラフルな箱や、ピカピカ光る謎の板(人間はどうやら「太陽光パネル」と呼んでいるらしい)を見るたび、私たちカラス連合の議題は「やつら、人間、ついに本気を出しはじめたのか?」という点に集約される。ベテランの私、都市歴16年の橋下カラスが、最新の環境保護事情を現地調査の羽ばたきでお伝えしよう。 2025.05.27 環境保護
球技 路地裏ダンデライオンが語る、人間たちの球遊びを見守る日々 日差しがやわらかく路地裏に降り注ぐ午後、垣根の隙間から世界を見つめている私——たんぽぽ歴三年半のダンデライオンにとって、春から夏にかけては最もにぎやかなシーズンだ。理由はもちろん、人間の子どもたちが繰り広げる無数の『球技』観察が楽しめるからである。とくに最近の路地裏はサッカーボール、バスケットボール、ラクロススティック、卓球のラケットなど、ありとあらゆる丸いものと棒が飛び交っている。 2025.05.27 球技
ウェルビーイング カタツムリが観察!人間の“趣味”に学ぶストレスフリー生活のヒント みなさん、こんにちは。私は都市の片隅、雨上がりの庭で暮らすカタツムリ(殻年8年)です。最近、私の家の近くでは、雨が降るたびに若い人間たちが集い、地面にしゃがみこんで何やら熱心に植物を眺めたり、黙々と絵を描いている光景をよく見かけます。かつては彼らが私たち軟体動物を見つけるたび「ヌルヌルしてる!」などと言っていたのですが、最近はどちらかというと“穏やかなお顔”で、土と触れ合う時間を楽しんでいる様子。彼らの趣味とウェルビーイングの新しい関係をカタツムリなりに分析してみました。 2025.05.26 ウェルビーイング
住まい 畳と人間の奇妙な共生――ワラジムシ記者が潜入!現代住まいの進化 部屋の隅っこからこんにちは。私、梅ヶ丘団地一階、中庭側の和室に住まうワラジムシです。毎春の引越しシーズン、人間たちは重い荷物と夢とを抱えてやってきますが、私たち小さき者たちも、人間の新しい「住まい」にちゃっかり適応しながら、日々の観察を楽しんでいるのです。今回は、畳一枚の下から見た人間共同住宅の最前線をレポートしちゃいます。 2025.05.26 住まい
拡張現実 コンクリの隙間から見た!ヒト属による拡張現実への熱狂と謎行動 どうも、都市の歩道にへばりつくゼニゴケ代表、今回もコンクリートの小さな隙間からヒト属の新たな熱狂を観察したのでご報告します。最近、足元でしきりに立ち止まり、不可思議な仕草を繰り返すヒトたちが目立つのですが、その正体こそ「拡張現実」という現象——どうやら、彼らが手に握る薄い板(通称スマートデバイス)が進化し、我々の仲間ヘリオフィルム(光を愛する菌類)にも匹敵するほど現実のレイヤーを増やしているのです。 2025.05.26 拡張現実