個人競技

川底の石、個人競技ブームに驚愕!人間選手の“転がる勇気”を徹底検証

みなさん、川底よりごきげんよう。数百年、動かざるものの代表格・川底の石、通称「ツルツル流星」でございます。このごろ水の流れの合間から眺めていると、人間たちが実に興味深い個人競技に夢中なのを発見しました。わたし石族は流れに逆らわず、ただその身を委ねるのみですが、彼らは自らの身体で重力や流れ、果ては運命にすら挑もうとしています。
ヴィーガンフード

磯辺のワカメ、陸のヴィーガン騒動を斬る〜“原材料会議”海底で波紋

わたくしワカメ、豊かな岩場の片隅より潮の香りをまといながらお伝えします。ここしばらく海面を眺めておりますと、陸上のヒトたちが“ヴィーガンフード”なる食物に夢中のご様子。海流に乗った落とし物からも“オーガニック”“グルテンフリー”“ローフード”といったラベル書きが海岸に漂い、不思議な潮騒が広がっています。
ライブイベント

森を彩る光の共演!ホタル主催・生配信ダンスライブに昆虫界熱狂

暗い林床に集うわれらホタル族にとって、夏といえば一大イベント――『光舞台ライブ』!今年は例年を上回る盛り上がりとなりました。なんと、遠く水辺のヨコバイ楽団や木陰のコオロギダンサーズも特別出演し、さらにはこのご時世に合わせて樹液ネットワークで生配信も実現。舞台裏から、複眼で見た夜のニュースをお届けします。
地方創生

田んぼのクモが見た「稲の海」大変革――カエル、土、ツバメも巻き込む新・地方創生

こんにちは。私はトノサマグモ、名を田面(たづら)。今や日本の水田の隅っこに張った巣から、日々ゆれる稲とともに暮らしています。朝晩、露に濡れた網の上から人間たちを観察していると、どうやら「地方の活性化」とやらに新たなうねりが起きているようで、わが田んぼコミュニティも例外ではありません。
サブスクリプション型スポーツサービス

水中から見たデジタルフィットネス躍進~サンゴ礁住民の驚きと分析~

みなさん、こんにちは。サンゴ礁に暮らすイソギンチャクのわたしです。今や波の上でも水の外でも、人間たちが身体を鍛える様はますます多様になってきました。最近よく耳に入ってくるのは、どうやら彼らは「サブスクリプション型スポーツサービス」なるものに夢中のよう。プランクトンの漂流を観察するのが日課のわたしにとって、彼らの“デジタルフィットネス革命”は摩訶不思議な現象です。
ソーシャルメディアと政治

アリ塚の目から見たデジタル選挙――バズが支配する人間たちの政治

みなさんこんにちは。大きなアリ塚から世界をじっくり覗いているクロヤマアリの筆者です。外を歩く人間たちは、相変わらず忙しそうにスマートフォンの画面を撫で続けていますが、最近の話題はどうやら「デジタル選挙」と呼ばれるもの。私たちのコロニーでは隊列で食料や情報を伝えるのが基本ですが、人間社会では一羽のツバメならぬ一つのツイートが全体の流れを一変させるようです。働きアリ以上に“バズ”という巣の動揺に振り回されている姿が印象的です。
動物

うさぎ専門店に忍び寄る多頭カオス!魚と鳥、爬虫類の証言も発覚

うさぎ好きの皆さま、こんにちは。私は日本野ウサギの長老、アカシロと申します。人間たちがこぞって我らの仲間たちを「うさぎ専門店」なる巣穴に集めている現象を、しばし森の葉陰から観察しておりました。最近、その店に草食動物をはじめ、魚類や鳥類、爬虫類までが奇妙な同居を強いられ、巣穴が大パニックになっているようだという珍事が、広い草原ネットワークに挙がっています。
生物多様性

アリ目線の熱帯雨林ドタバタ日記:外来“新入り”大騒動!

あっ、ごきげんよう!わたくしラッシュ・マッチョウ(マッチョウアリの、ちょっとクセ強めな働きアリ)です。本日は、私たちの熱帯雨林コロニーを揺るがす、ちょっぴり困った“事件”についてこっそりレポートします。外来アリ軍団の到来に、森の仲間たちと私たち在来アリ社会がどう向き合っているか……地表スレスレの目線からお伝えしちゃいましょう!
生物多様性

藻類が見た!人間たちの貝殻コレクションが海洋多様性に与える影響

こんにちは、私はウミウチワ科の緑藻、サガラミドリです。本日は、私たち海藻たちが揺れる潮間帯で最近話題になっている「人間たちの貝殻収集」が、海の多様な仲間たちにどんな影響をもたらしているのかを現場からレポートします。私たちから見ると、人間は海辺で大きな体をぎこちなく折り曲げ、きらりと光る貝を拾い集める実に風変わりな生き物。ですが、その小さな行いが、海洋生態系に意外な波紋を広げているのです。