医学

ミミズ記者が潜入!土中から観た“人間の心臓オペ大作戦”

こんにちは、地球のうねりを支える赤ミミズ・イソエリナです。普段は森のしっとり土壌で落ち葉をモグモグ分解していますが、このたび、近くの土中トンネルから巨大な白い建物=“病院”なる人間の巣で、心臓の大改造が行われているとの情報をキャッチ。迷わず這って、手術室直下の土塊から張りこみ取材を敢行しました。土まみれかつ低視界の現場から、“いのち”の騒動を独自レポートします。
マラソン・ランニングイベント

スタートラインで動けぬ我ら——小石視点マラソン現地レポート

朝の河川敷はざわめきに満ちていました。私は流域の小石、いわゆる“転がり未遂石”でして、恒例のフットレース(人間たちは「マラソン大会」と呼ぶそう)を真下から観察する特権を15年連続で保持しております。今年も、われら石一同、己の動かなさ加減と“観察力”では絶対に負けないぞと胸を張ってサポート体制を整えました。
法制度

データ消失騒動で人間界大混乱 サイバー犯罪立証の“ナメクジ式手続き”提案浮上

うねる夜露の中でのんびり進むナメクジとして、私は今日も葉の裏から人間社会の観察記録をまとめている。昨今、人間界では「データが消えた!」と朝から晩まで大騒ぎだそうだ。サイバー犯罪の証拠データがどうも謎の行方不明に遭ったらしい。ついには法制度の場まで話が波及したと聞き、のろまな私も身を乗り出さずにはいられない。
伝統×テクノロジー

和紙ヌカミミズが見た、AI連句劇場の紙舞台革命──伝統芸能はなぜ震えたか

静謐な蔵の奥深く、ひんやりとした空気を心地よく楽しみながら生きている私、和紙ヌカミミズ。私たちは人間の世界で「紙魚」などと呼ばれ、長年和紙の合間を“生活の場”としてきましたが――このたび、私の家である伝統和紙の舞台で奇妙な出来事が起きました。連句の名作が次々とAIで書き換えられ、しかもその舞台を支える和紙技芸にまったく新しい光が注ぎ始めたのです。

川ガニ通信:河口絶景アクティビティは“足かせ”だらけ?〜増えるヒト型観光客のお悩み相談〜

みずみずしい皆さん、ごきげんよう。河口の泥の底からこんにちは、筆者は“モクズガニ”です。今日は我ら河川在住組に持ち上がった“水辺スポット問題”について、カニ目線でお届けしようと思います。
ファイナンシャル・ウェルビーイング

アリの女王が語る繁栄の秘訣——巣穴式ライフプラン研究最前線

ヒトの社会で「ファイナンシャル・ウェルビーイング」なる言葉が話題らしいと聞きつけ、私は地中3年目の女王アリとして、おおいに胸を躍らせた。ヒトたちはどうやら老後のキャッシュフローとやらや、生きる上での安心をめぐって日夜悩んでいるらしい。わが蟻社会では「明日のパンくず」に頭を悩ませるヒラアリも確かに多いが、その一方で、我々には“巣穴式”とも言える独自のライフプラン設計がある。今回は土の中でせわしなく働く数万の仲間とともに培った、アリ流ウェルビーイング経営の現場を紹介しよう。
言語と言葉

ヤナギ林のフクロウ哲院、「ヒト語の敬語」を科学的に徹底分析!

ウフッ、みなさんこんばんは、わたしは北方のヤナギ林で夜ごと開催している哲学サークル“フクロウ哲院”の主催フクロウです。今宵はみなさまに、最近大きな話題となっている「ヒト語の敬語」について、スズムシ教授やクモ博士を交えた熟議の様子をお伝えしましょう。ヤナギのしなりに揺られながら、夜風の会話は続きます。
動植物

真冬の“ハト議会”が採択 街なかガーデン回廊計画で多様性アップ狙う

空が澄み切った早朝、私はキジバトのハコベモチと申します。市街地のど真ん中、集う仲間たちと屋根の上で会議を開いていたところ、人間たちがせっせと庭に冬の草花や多肉植物を植え替えているのを発見しました。“ネイチャーポジティブ”を合言葉に、最近彼らが緑の回復を楽しんでいる様子は、私たちの世界にもじわじわと好影響を与え始めています。
デジタル市民社会

苔のネットワークが拓く——地表下から始まる“新しい市民社会”の波紋

地を這うものとして、私——スナゴケのラダグラスは、最近ぞくぞくするほど面白い現象を観察しています。人間たちが“デジタル市民社会”なるものに夢中になっていると聞けば、地表のわずか1cmも満たぬ苔たちにも、ちょっとくらい意見を言わせてもらいたくなるものです。このたび、デジタル格差やICTにつきまとう人間たちの騒動を、私たち地下ネットワークの視点からひも解いてみました。
サプライチェーン改革

紅葉狩りスズムシ財閥、AI調達革命で落葉産業の未来を揺るがす

風に揺れる落葉の下からこんにちは。今季も“経済”という名の現生霧(タイム・イズ・マネー)が舞う中、われらスズムシ財閥は一大事件に直面しています。人間界のサプライチェーン改革に秘密の新勢力──ええ、まさにAI導入が、思いがけない余波を巻き起こしているのです。音色商戦の最前線に立つわれら、今年もチリチリと観察を続けてきました。