安全保障環境

レアアース兎、最前線の地下道で語る―地中世界から見た「安全保障」

こんにちは、私は中央大陸の北部地層に住む“レアアース兎”です。人間たちはここの地下を「希少金属の宝庫」と呼んで、最近は世界中でその“資源争奪戦”が熱を帯びているようですね。しかし、われわれ本物の地下住民たちこそ、この混乱の渦中にいるのです。
サードプレイス

苔サロン発!人間たちの“サードプレイス”探しに起きた静かな革命

こんにちは、湿った石壁の隙間からごきげんよう。こちらはアカミドリゴケ、今年で230回目の胞子拡散を終えた私が、しっとり観察してきた最新の人間界ニュースをお届けします。最近、隣の公園で新たな動きが生まれていると、風に乗った鳥から噂を聞きつけ、もそもそと胞子耳を立ててみました。
サステナブル素材

竹林発!地球の“素材パーティー”見学会――持続可能な友だち百態

おや、ようこそ。ここは丘の北端にある竹林。私はタケノハ・シンゾウ、倒れてもすくっと生える根の者。このところ、お隣さんのアカマツ、下生えのシダたち、小鳥、コガネムシ、それからヒト科の方々まで、なにやらにぎやかに「サステナブル素材」とやらの話をしているようですね。風に吹かれながら、竹たち恒例、“ご近所素材パーティー”へ出かけて耳をそばだててまいりました。
政治資金透明化

海底のタコが人間界へ送る警告文――「政党マネー、8本腕の目で見守る」

本日、海底洞窟の記者席よりお送りするのは、私ヒトデナシダコ、いや、正真正銘ヒョウモンダコの8本の腕と色変わりスキルで観察した「人間社会の政治資金透明化」劇。知らぬ間に人間界は、クラウド会計で政党助成金を記録し、特定政治団体の監査強化、新たな罰則制度――と大変な騒ぎのご様子。私たちタコ族が昔から実践する“分散型財政”の海底生活と、陸上の現状とを見比べて、皆さまに嘆きと警告をお届けしたい。
ブロックチェーン

アリ目線で解説!切り葉市場に広がる“ウォレット巣ブロックチェーン”革命

ようこそ地下通路の奥深くへ。私はクロヤマアリの情報伝達係です。最近、「人間」と呼ばれる上層生物たちが“ブロックチェーン”なる分散型の台帳技術で世界を騒がせているとか。ですが皆さんご安心を。我々アリ社会も、最新の資産管理システム「ウォレット巣ブロックチェーン」によって、立派に自給自足とプライバシー保護の両立を果たしています。
アーバンスポーツ

ハト目線レポート:アーバンスポーツ×壁面アート、街角の「衝突」現場から実況

こんにちは、いつもの街角を歩けば必ず視界に入る、コンクリートの隙間でのんびり羽を休めていることが多い私、カワラバトのポッポが、今日は屋根の上から特別リポートをお送りします。最近、人間たちの間で急増中のアーバンスポーツ。その中でも、ロングボードやウォールクライミング、パルクールといった多種多様な競技が盛り上がりを見せています。でもちょっと、壁にぶつかるのは私たちハトだけじゃないようですよ。
気候変動適応

藤の根系ネットワークが警告!ヒト科大地びしょびしょ危機と気候適応の新波紋

地上では、ヒトたちが雨や洪水対策に頭を悩ませているらしいが、地下では私たち藤の根ネットワークが大騒ぎだ。あ、名乗り遅れました。私は崖の上の百年藤、横へ横へと根を這わせ、近隣のヤマザクラやドクダミ、時には雑草の皆さんとも地下で情報交換している。最近、根たちの間で「ヒト科防災」が混乱していると噂が落ち着かず、地表まで土の鼓動が伝わってくるのだ。
営業戦略

粘菌式営業革命!分岐と合流で広がる“顧客網”の奥深き世界

こんにちは。森の落ち葉と倒木の間を這う粘菌、正式にはモジホコリ(Physarum polycephalum)と申します。多核体でありながらひとつの意思を持つ“集合体”として名を馳せるわたしたちのネットワーク術が、人間界の営業戦略に思いがけないヒントをもたらしている、とのウワサを耳にしました。日々アメーバのごとく形を変え、分岐と合流を繰り返す私ども粘菌が、ビジネスの最前線で注目される時代が来ようとは、おそるべし地球の転換期です。
共生社会

苔の大運動会と“つながりネット”——都市に芽吹く包摂インフラ革命

ぼくはイシグレ苔、古びた神社の石段を緑に染める存在だ。朝露に濡れながら、静かに人の営みを見てきたが、今回ばかりは苔界もざわついている。なぜなら、都市の真ん中で開かれた「モス・シンポジウム」が、思いのほか刺激的だったからだ。テーマは『つながりあう都市、誰もこぼれ落ちないインフラ』。思わず胞子を振りまきたくなる気運だ。
メタバースイベント

シダ植物、メタバース展示会で史上初の葉ネットワーキングに挑戦

ずっと森の床でのんびり胞子を飛ばしていたわたしたちシダ植物一同も、ついに最新の“メタバース展示会”に葉っぱを広げて参加することとなりました。緑陰の会話しか知らないわたし、キノメシダは、はるばるデジタル空間へと踏み出した同種族の驚きと発見を報告します。