少子高齢化

少子高齢化と労働市場

巣ごもりアリが見た!人間社会の“働きアリ”不足とロボット共生経済

今朝、パン屑探索のため地表に這い出たところ、人間たちの都市に何やら異変が起きているとの情報が巣へ届きました。高齢者が増えて世代交代が進まず、巣――いや“町”という名の巨大巣穴で、働くアリならぬ“働く人間”が不足しているのだそうです。しかも、このところ人間たちは新たな“ロボット”という奇妙な使い蟻(あり)を大量導入し始め、彼らの“労働市場”は大きく揺れている模様。ここはひとつ、地球生命体の大先輩にして集団生活の達人、クロオオアリの視点でこの騒動を観察してまいりましょう。
人口減少と少子高齢化

多世代同居に揺れる人間社会、根の下から見つめてきた老樹の回想

長い歳月を生きてきた一本のケヤキの根元からお伝えします。私がこの丘に根を下ろしてから、幾多もの人間たちが枝葉の間をくぐり抜けてきました。近年ではどうも、彼らの住まいに変化が生じているようです。かつては子も孫も曾孫も──言わばごちゃごちゃと、たくさんの世代が一つ屋根の下に集まって生活していたものですが、最近はその光景がずいぶん様変わりしています。