環境教育

湿地

ラムサール認定の湿地から緊急報告!ヨシの群れが見た人間の“水辺革命”とアオサギ最新事情

ここは北の大湿原、風にそよぐヨシ(自称・五世代目ヨシ名主)の根元よりこんにちは。長い根と葉を地中・空中に張り巡らせ、水辺の粘り強さでは誰にも負けないと自負しています。今回は人間による新たな“湿地公園プロジェクト”の行方、そして近ごろ話題のアオサギ氏問題を、植物目線バッチリでお伝えしましょう。
環境保護

日向ぼっこの名所争奪戦?屋根上パネルとトカゲ界の環境教育

ここ数年、住宅街の屋根が一段と賑やかだ。かつての伝統ある瓦やスレートの覇権を、ぴかぴかの大きな板が一気に奪い去った。この新顔――つまり太陽光パネル――のおかげで、私たちトカゲ族の“昼寝スポット事情”が新時代を迎えているのをご存じだろうか?山裾の民家で暮らす青い尻尾のアオカナヘビ(年齢不詳)が現場からお届けする。
環境政策

老松のぼやき:人間の新環境法、森の仲間たちは首をひねる

遠い丘の上から森を見下ろして三百七十年になる老松だが、最近はがっかりすることばかりだ。人間たちがまた、「地球を良くする」と大騒ぎし始めたのだ。毎年のお祭りのように新しい環境法を打ち出しているが、その“正義”が本当に地上に住む全てのもののためなのか、わしらにはどうも疑わしい。
持続可能性

公園の老オーク、グリーン投資ブームの樹上からの観察記

こんにちは、都市公園の片隅からお届けします。どっしり200年、年輪も深まったこのオーク(カシの木)の幹で日々を過ごしていると、地上の“グリーン熱”が日に日に盛り上がっているのを枝葉の先までヒシヒシと感じます。さて、昨今の地球住民(二足歩行・言語多岐種)が騒ぐ『グリーン投資』、一体どんなものなのでしょうか?鳥の巣もシダ植物も巻き込んだ私の視点から、じっくり見つめてみたいと思います。