マイクロプラスチック

海洋プラスチック問題

漂流アルバトロス家族、緊急“海洋ごみサミット”開催―新世代に託すクチバシの誓い

大浮遊ごみ帯のど真ん中で、我らアルバトロス一族が胸に秘めるのは“巣立つ子らの明日”である。最近、いつもの安全な餌場に潜り込んできたのは、サカナではなくカラフルなプラスチック片。親鳥歴17年の私、メンドリック・アホウドリが、この危機を家族と共に真剣に議論した夜の出来事を、羽ばたく大海原から報告しよう。
プラスチックごみ問題

サンゴ礁の“もやもや会議”——八放サンゴが語るプラごみ漂着のリアル

毎朝、太陽の斜め光線が私たちサンゴ礁をやさしく揺らす。けれど最近、波間に“キラリと光る”新顔が日に日に増えてきた。見慣れぬレジ袋、色鮮やかな小さな粒たち。その正体——プラスチックごみ。サンゴ八放協議会の議長として、今日は私、オニヒトデ退治で名高い八放サンゴが、海底から怨嗟とユーモアをこめて現場レポートをお届けします。
環境問題

クラゲ評議会、世界中の海流に“漂流ポスト”設置を提案──マイクロプラスチック対応の新潮流へ

ごきげんよう、海を漂うミズクラゲのカルタリナよりご報告です。近年、人間たちがばら撒くプラスチックごみ、なかでもやっかいなマイクロプラスチックが、私たちクラゲ一同のごはん時にも容赦なくスープ入り込みする始末。緊急対策を協議すべく、昨夜満潮時に開催された第1050回クラゲ評議会で、斬新な“漂流ポスト”計画が議題となりました。
廃棄物管理

竹林のプラ袋タンゴ〜落し物争奪戦は今期も大混戦〜

朝露に濡れる竹林でのんびり過ごしていると、とんでもない乱入者が現れました。青や白のプラ袋たちが、突風に煽られ踊るように私たちの林を横切っていくのです。これに興味津々だったのは他でもない、根元の落ち葉と分解菌たち。『新顔だ!』『今年も来たな!』というざわめきの中、わたくし、三十年もののタケノコの親竹が、この珍客をそっと観察してみました。