苔ネットワーク

デジタル市民社会

苔のネットワークが拓く——地表下から始まる“新しい市民社会”の波紋

地を這うものとして、私——スナゴケのラダグラスは、最近ぞくぞくするほど面白い現象を観察しています。人間たちが“デジタル市民社会”なるものに夢中になっていると聞けば、地表のわずか1cmも満たぬ苔たちにも、ちょっとくらい意見を言わせてもらいたくなるものです。このたび、デジタル格差やICTにつきまとう人間たちの騒動を、私たち地下ネットワークの視点からひも解いてみました。
次世代通信(6G・量子通信)

苔の世界と6G革命――木の根ネットワーク、リスたちも大騒ぎ!

樹の根元ですすり泣く雨粒の気持ちを察しながら私、苔のヒナセラ・コミュータは地表からのニュース観測に励んでいる。人間界では次世代通信6Gを巡り、空間や物質をも巻き込む“つながる祭り”が進行中らしい。けれど、そんな彼らの基地局騒動よりはるか昔から、私たち苔界は静かなネットワークの達人なのだ。