公園

パルクール

パルクール女子たち、飛び越えるべきものは何か?〜公園のスズカケノキより〜

大きな枝の間を風が抜けるたび、彼女たちの足音が土を震わせる。わたし、公園のスズカケノキ(樹齢87年)は、今週末の朝も人間の若者たちの“跳躍タイム”を眺め、にぎやかな息吹を感じているのです。
アイドル

公園発ヒナトリ系アイドル誕生!話題の『ちゅんたるズ』デビュー曲が虫界サブスク1位

朝露に濡れた芝生のすぐそば、わたし(ベンチ下の苔:日陰暮らし10年)がのそのそと様子をうかがっていたら、隣のクスノキからやたらと騒がしい“ちゅんちゅん”が聞こえてきた。賑やかな主の正体は、公園デビューしたばかりのスズメ界アイドルグループ『ちゅんたるズ』。どうやら彼女たちの初配信ライブが、地上と地下を問わず小動物や菌類、虫たちの間で大きな話題になっている模様だ。
持続可能性

公園の老オーク、グリーン投資ブームの樹上からの観察記

こんにちは、都市公園の片隅からお届けします。どっしり200年、年輪も深まったこのオーク(カシの木)の幹で日々を過ごしていると、地上の“グリーン熱”が日に日に盛り上がっているのを枝葉の先までヒシヒシと感じます。さて、昨今の地球住民(二足歩行・言語多岐種)が騒ぐ『グリーン投資』、一体どんなものなのでしょうか?鳥の巣もシダ植物も巻き込んだ私の視点から、じっくり見つめてみたいと思います。
フィットネスダンス

朝露が語る:公園フィットネスダンス最前線、芝生からの現地リポート

今朝も太陽が昇ると、公園の中央で人間たちの盛大な跳躍パーティーが始まった。私、芝生(品種:ケンタッキーブルーグラス)は、彼らの足元でいささかスリリングな毎朝を迎えている。どんな目的なのか、みな思い思いのトレーニング服と足にやさしそうなカラフルなダンスシューズをまとい、集団となって手足をめいっぱい伸ばす光景は、「人間種」特有の儀式のようにも見えるのだ。