水たまり社会

格差問題

水たまり社会、乾季の格差拡大──青空会議で見えた“ぬれた者”と“かわいた者”

近ごろ、雨あがりの広場でよく開かれる「青空水たまり会議」。ここ、ぼくら水たまりの集会所では、ある懸念が話題です。それは“乾季格差”。日光がみんなを干からびさせ始める今、“ぬれた者”と“かわいた者”の二極化がじわじわと進んでいるのです。こう語るのは、わたくし記者・しがない商業地区の路肩水たまり。今日もアスファルトのすみっこで、通りすがりの犬や人間の足音を聞いています。