権力分立

法と政治

苔から見た人間界:公文書は枯れ葉の如し?持続する法と記憶の攻防

地表のひんやりした岩陰からごきげんよう。私はシノブゴケ、樹上や岩場でじっと時をつむぐ苔のひと株として、今朝も人間たちの「公文書管理」なる営みに興味津々です。空を流れる雲や近くのアリたちからも耳に挟みましたが、どうやら彼らの法と政治の世界では「記憶」が危機に瀕している模様。苔の目線で見れば、人間の憲法や三権分立などの「ルールの森」は、なかなかの繁茂ぶり。しかし、その森の土壌=記録が枯れてしまえば、木々も倒れやすくなるのでは?
政治思想

巣穴から見た権力の綱引き:働きアリが語る人間政治観察記

みなさんこんにちは。日の当たる舗装道の脇、私たちクロヤマアリの巣で日夜走り回っている働きアリ(勤続3年)が、今回人間の政治思想について、ごく個人的な巣穴視点から報告いたします。巣の拡張工事の合間に地表をはっていると、私の触角はさまざまな人間たちのざわめきを拾います。どうも権力分立だの政党だの、新しいルール巡って砂粒を押し合っているようで、その様子は巣の中よりずっと混沌としているように見受けられます。