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ついに地面に降りてきた?人間の“手の進化”ガジェット最前線を、街路スズメが徹底取材

春になると、歩道の端で羽を伸ばしている私たちスズメ一族の間で、少し奇妙な話題が持ち上がっている。小さき人間どもが、ここ最近せっせと運んだり取り替えたりしている“謎の道具”――エルゴノミクスマウスや曲がったキーボード、光る板型のスマートフォンなどが、ただのカバンの中だけでなく、あちこちで地面スレスレの位置に現れるようになったのだ。羽毛の隙間で目撃談を交わしつつ、街路スズメ歴3年の自分(フェンス脇の柏餅横で生活中)が、全力で現場取材してみた。
デジタル社会

アリの目から見た人間のデジタル大行進~路上の謎と驚異~

先日、わたくし記者:歩道のアリ(働きアリ5,439番)として、連れのアリ仲間とともに近所の舗装道路を探索していたところ、頭上の巨大な人類個体群が光る板(彼らの間で“スマートフォン”と呼ばれるモノ)を手放さない様子に改めて驚かされました。ここ数年の人間社会の“デジタル化”という現象は、地上数ミリのわたしたちにすら無視できない影響を及ぼしているようです。