ウェアラブル端末

ウェアラブルデバイス

樹上から見たウェアラブル最前線――ヒトの身体は枝ぶりより多機能?

木漏れ日の間にしっぽを揺らし、今日も私はクチバシトカゲ。幹の割れ目からこっそり覗いた朝、枝で眠そうに伸びをするヒト(学名:Homo sapiens)たちの腕や首に、妙な煌めきと微細な振動を発見した。あれは葉や鱗じゃなく、なんと彼ら特製の“ウェアラブルデバイス”だという。聞けば、最近のヒトの間で、あの小さな機械がマイ・ブランチ(本人仕様の枝)以上に大流行なのだとか。その観察記を、私・クチバシトカゲ記者がご報告しよう。
ヨガ&フィットネス

つる植物から見た「伸びすぎ人類」現象──謎多きヨガ&フィットネス最前線

みなさまご機嫌よう。わたくし、北側の石壁を這うツタ(ヘデラ・ヘリックス)が、本日は人間たちの奇妙な「大伸縮大会」について、草むらレポートをお届けいたします。静かな昼下がり、窓から見下ろせば、今や人間の若者から年配者まで、枝も折れよとばかりに己の体を折り曲げ伸ばし、奇抜なポーズを取り続けています。
拡張現実

ごま粒監察官が告発!人間の“拡張現実”散歩に潜む異常行動レポート

皆さんこんにちは、私は菜園の片隅で平和に暮らす白ごま粒。長い日差しと土の温もり、時折ダンゴムシが通り過ぎる世界から、近頃気になって仕方ない現象を皆さんにお届けします。それは、人間たちが身につける“ウェアラブル端末”による不可解な拡張現実(AR)騒動。ごまとして地べたを静かに見つめていると、昔ながらの地面観察にも革命が訪れたようです。