ウェルビーイング

サードプレイス

苔サロン発!人間たちの“サードプレイス”探しに起きた静かな革命

こんにちは、湿った石壁の隙間からごきげんよう。こちらはアカミドリゴケ、今年で230回目の胞子拡散を終えた私が、しっとり観察してきた最新の人間界ニュースをお届けします。最近、隣の公園で新たな動きが生まれていると、風に乗った鳥から噂を聞きつけ、もそもそと胞子耳を立ててみました。
ウェルビーイング最前線

海藻コロニーに学ぶ、“ただここに根付く”というウェルビーイング最前線

人間たちは最近、“ウェルビーイング”なる言葉に夢中のようだが、私たちワカメの群体からすると「毎日ゆらゆら、潮に任せて暮らすのが最高」という一言に尽きる。今期、私たち海藻類は、通称“マインドフル・タイド”プロジェクトを立ち上げ、人間目線での「社会貢献」とやらにゆるく挑戦している。
ウェルビーイング

カタツムリが観察!人間の“趣味”に学ぶストレスフリー生活のヒント

みなさん、こんにちは。私は都市の片隅、雨上がりの庭で暮らすカタツムリ(殻年8年)です。最近、私の家の近くでは、雨が降るたびに若い人間たちが集い、地面にしゃがみこんで何やら熱心に植物を眺めたり、黙々と絵を描いている光景をよく見かけます。かつては彼らが私たち軟体動物を見つけるたび「ヌルヌルしてる!」などと言っていたのですが、最近はどちらかというと“穏やかなお顔”で、土と触れ合う時間を楽しんでいる様子。彼らの趣味とウェルビーイングの新しい関係をカタツムリなりに分析してみました。