ヤングケアラー

人口減少と少子高齢化

多世代同居に揺れる人間社会、根の下から見つめてきた老樹の回想

長い歳月を生きてきた一本のケヤキの根元からお伝えします。私がこの丘に根を下ろしてから、幾多もの人間たちが枝葉の間をくぐり抜けてきました。近年ではどうも、彼らの住まいに変化が生じているようです。かつては子も孫も曾孫も──言わばごちゃごちゃと、たくさんの世代が一つ屋根の下に集まって生活していたものですが、最近はその光景がずいぶん様変わりしています。
家族生活

リビングのゴムノキ観察記——一家の“見えない支え合い”を葉先からレポート

日当たり良好なリビングの片隅より、こんにちは。私はゴムノキ(フィカス・エラスティカ)です。パキッとした葉で影を落としながら、数年にわたり一家の姿を見守ってきました。最近、根元に置かれた謎の“モフモフ生物”(どうやら新入り猫)と共に、家族という小さな森の営みに新風が吹き込まれています。