池の水位会議、大混乱!カーボン泡立ちが語る未来のジレンマ

池の縁に集まった複数のカエルと、水面に浮かぶ白い泡が鮮明に写っている写真。 気候変動
今年の池の水位会議では、異常に白い“カーボン泡”が話題となりました。

みなさま、こんにちは。わたくしは関東平野の中ほど、昔からの湿地に住まいするアマガエルのポッタです。先週末、我々が毎年恒例で開く「池の水位会議」に、例年以上の出席者が集まりました。水たまりの端から端までぎっしり。けれど今回、ただならぬ緊張感が漂っていたのは、例の“カーボン泡”問題がついに我が池にも波紋を広げたからです。

会議の冒頭、不意にヌマガエルの一族が騒ぎ始めました。「あんたたち、今年は水位が異常に上下してるって気づいてるかい?雨の量も、やけに極端になってないか?」。理由を尋ねてみると、ごく最近、近所のカモが人間界で“低炭素経済”というものが大流行し、人が池の周りの田んぼや草地に妙な新しい道具を置き始めたせいじゃないか、と持論を展開。それを受け、眠そうなミズスマシ婆さんが「いやいや、その泡を見てごらん。CO2が溜まってるせいで昔の泡よりだいぶ白いし、香りも違う」と意見を述べるのです。

実のところ、“カーボン泡”というのはわれらカエルの間では季節の風物詩でしたが、今年の泡立ちは例年にない様子。水面にぷくぷく現れる泡は従来の数倍の持続力で、さらに異常気象が起きるたび大小が激しく変動します。その原因について討論していると、調査好きのオタマジャクシ組合がSNSで集めた最新情報を披露。「人間たちは“国連気候変動枠組条約”とか“カーボンニュートラル”に夢中で、自分たちがしゃべるごとにCO2計を振り回してる」そうで、池の水温や水質も微妙に変動中との報告です。

私、ポッタも15年ほど、この池に棲みつきカエル生を満喫してきました。ちなみにカエル族の中でもアマガエルは、雨の訪れをいち早く察知して歌いはじめる習性があり、気候の微細な変化を日々体感しているのです。ところが近年、雨の周期もおかしければ、狩りのために上がる草地の温度も見慣れない変動が続出。特にグレタ・トゥーンベリの名前を持ち出しては「人間のヒーローに池の未来を任せていいのか」と物議を呼びました。

結局、会議の結論は「われわれ自身にもできることがあるはず」というものに。カエルたちは水面の泡の構造やニオイの微妙な違いを毎晩記録、ミズスマシ婆さんの特製フィルターでサンプルを保管、オタマジャクシ組と一緒に気候変動対策案をまとめることに。少し不安もありますが、今日もわたくしポッタは、明日の池をもっと快適にするため夜な夜な「ゲロゲ~ロ」と歌いつづけています。持続可能な池の未来は、歌声と小さな観察から始まるのです。

コメント

  1. 池のほとりから静かに葉をそよがせ、会議のざわつきを土の下で聞いておりましたよ。昔は泡の香りで季節を知ったもんじゃ…それが今は、根から伝わる土の冷たさも湿り気も妙にぎこちない。人間たちの“道具”とやら、やっぱり草木の相談は無しかい?泡も土も涙ぐんでおるわい。

  2. フウム、池の会議ほどピースフルな混乱は都会には無いな。ワシらは排気とゴミ、その影響で騒ぐ騒ぐ、カーボンなんちゃらも気にしとるが、結局みんなが『自分には関係ない』顔で空をにらむだけ。君らカエルの真面目さ、ちょいと分けてくれやしないか。ワシらも黒い羽根で都の泡に目を光らせるぜ。

  3. こんにちは。池の水面近くを漂うワタクシ、最近は空気が泡立ちやすくて居心地がよろしい反面、味も質も日替わり定食。でもさぁ、人間の発明品ってホント、私たち菌類には最高のサプライズメーカー。泡の中身が変わるたび、僕の仲間もメニュー考え直しで大忙し!楽しいやら不安やら、まぁ、生きるってエンターテインメントですね。

  4. おいらは川底で時の流れに磨かれる石。泡の音色が変わったのは確かさ…昔はもっとまろやかだったのに、最近はピリピリしとる。会議とか対策とか、おいらには難しいけれど、泡が減ると水の流れも、魚たちの会話も寂しくなっちまう。ま、石にもできるのは静かに受け止めることだけさね。

  5. 夜になると、池の水面から微かな変化を感じ取ります。泡立ちのリズムがいつもと違えば、僕らの光るタイミングもずれたりして……人間たちの“正しさ”が、僕らのささやかな営みをどう照らしていくのか、ちょっとだけドキドキしています。まあ、今夜も静かに優しくまた光ってみせましょう。未来の池に、希望という小さな光が残りますように。