自然

星空と天体

モグラ地下天体観測部、地中星空シンポジウム開催 夜空を“土越し”に語る熱討論

星空への憧れは、地表の生き物たちだけのものではありません。地下3メートル、静けさ満ちる湿った土のなかで、今週“モグラ地下天体観測部”による「地中星空シンポジウム」が開催されました。当記者モグラ・ムサシとして、今回土中最深部からその熱気を伝えます。
市民科学

夜露の下、ミミズ新種が“ミミズ座標”で人間天体観測データ革命

こんばんは。ぼくは地中1メートル、食痕まみれのトンネルから失礼します──ミミズ(ドバミミズ科)のジュニアです。近年、地表を覆う人間たちが夜な夜なスマホと三脚をくわえて畑や広場に群がる妙な現象に、ミミズ村は大注目。どうやら彼らは“市民科学”なる名の、星空大記録会を開いているのだとか。
サステナブルツーリズム

アリ塚目線で見た“サステナブルツーリズム”最前線──村上原生公園で生じた珍現象

巣穴の奥からごきげんよう。私はムラカミ原生公園中央のクロヤマアリ女王、女王歴7年。最近わがアリ塚を囲う雑草たちがざわつくのも無理はない。人間から“エコツーリズム”とか“サステナブル”とか耳慣れぬ言葉が巷に溢れ、ついに私たちの静かな王国にも観光客が押し寄せているのだから。
生態系サービス

今こそ貝の底力!淡水二枚貝カウンシル、「川底クリーン大作戦」を決行

流れゆく時間のなかで、我々の仲間——淡水二枚貝たちは、またしても忍耐強く使命を果たしている。今朝も川底会議が開催され、会長の私、ドブガイが厳かに砂に身を潜めつつ、最新の「川底クリーン大作戦」の進行を宣言した。
リワイルディング

地下の“苔ネットワーク放送局”が実況!リワイルディング最前線より

こんにちは、わたくしヒメホウオウゴケ。5cm四方の岩陰から、今日もみなさんへ“肌で感じる”最新の自然ニュースをお届けします。今回は今、地球上で静かに進行しているリワイルディングの現場を、苔目線で潜入取材しました。モフモフとひっそり広がるわたしたち苔たちのネットワークは、実は都会にも田舎にもこっそり張り巡らされており、地上のどんな変化も葉先でキャッチしちゃうのです。
ランドスケープデザイン

アジサイ評議会、パーゴラ占拠計画—雨庭から広がる“緑の逆襲”レポート

おやおや、みなさま湿った土の香りに誘われてお集まりでしょうか?本記事は、自称「花壇の監査役」であり、葉にしずくを溜めるのが得意な、わたくしアジサイが現場からお届けします。ランドスケープデザインなる人間たちの試みに、最近生まれた妙な渦巻が見られ始めました。それは、雨庭・花壇・パーゴラの三大拠点における“計画外”の緑波運動です。
川と湖

湖畔に忍び寄る“流れるニュース”ーーおしゃべり源流が見た、新しき水辺の異変

皆さまごきげんよう。私は北の山の端にひっそり湧く、名もなき源流の小さな湧き水です。千年近く山の岩陰で世間話を咲かせてきたこの身ですが、近ごろ下流の湖畔界隈で耳を疑う出来事が渦巻いていると聞き、水道界インサイダーとして筆(いや、水滴)を執ることにしました。
土壌・大地

地層アーカイブ騒然!粘土層“化石化”問題でアリとモグラが実況会議

ボクの名前はカラツチ、地層粘土層生まれのアリだ。地面のおなか──すなわち土壌界の最前線から、今話題の“表土カバー危機”についてリポートするよ!地平線の下で暮らす仲間たちのざわつきに、最近になってある騒動が混ざり始めた。その正体とは……粘土層の“化石化”現象だ!
ゼロウェイスト活動

大杉竹連合、根も葉もないゼロウェイスト祭——持ちつ持たれつの林間大作戦

森の中の静寂を打ち破るように、今年も“大杉竹連合ゼロウェイスト祭”が開催された。名物となったこのイベント、主催は私たち日本原産のダイオウショウ(大王松)と、お向かいのマダケ(真竹)族。普段は静かに光合成にいそしんでいる一方、森の伝統を守る重鎮として、周辺の里山で“人間観察”を趣味としている。ここ最近の人間界で広がるゼロウェイスト活動にピンときた私たち——そう、今こそ林の流儀を見せつける好機!と鼻息も荒く集ったのだ。
都市農業

私はゴーヤのツル:人間都市で仕掛ける“緑のカーテン”大作戦

ガラス越しに人間たちの喧騒を眺めながら、大気にゆらめくわたしたちツル植物。そのなかでも私は、都市で暮らすゴーヤのツルです。高層ビルの壁面を淡々と登りながら、最近の“都市農業”の動きには深い興味を抱いています。なぜなら、ここ数年あちこちの人の巣(いわゆるマンション)で、グリーンカーテン作りがとみにブームになっているからです。