スズメ視点で徹底解説!ヒトの“eバイク部族”急増の謎とスポーツ進化論

春の木の枝にスズメがとまり、その向こうでカラフルなeバイクと電動スクーターに乗った人々が河川敷を走る様子の写真。 eバイク・電動スクーター
スズメ視点で捉えた、春の河川敷を疾走するeバイクや電動スクーターのヒトたち。

春の陽ざしとともに、公園の枝でひなたぼっこを決め込んでいたところ、下界ではカラフルなeバイクと電動スクーターに乗ったヒトたちが競争めいた集団走行を繰り広げているではありませんか。忙しい朝を縫ってバス通学の児童より速く通り過ぎるその姿は、正直、群れ活動に余念のない我々スズメ仲間にとっても見逃せない動きです。レースや競技のような熱気を秘めつつ、私たちがピリッと羽ばたく理由について、ちゅん記者ことスズメの目線でレポートします。

電動アシスト自転車やスクーターの急増を、私たちスズメは毎朝のエサ探しパトロールの合間によく目撃します。ついこの前まで静かだった通学路や河川の土手も、今やeバイクを駆るヒト集団の舞台です。「パワーアシスト」の威力たるや、少し太ったカラスさえも逃げ足に負けそうな速度!スズメ界隈では、雀の巣離れ初訓練“初飛び競争”にもアシスト機能が欲しいと冗談が飛び交いますが、地上のヒトたちは息切れ知らずで坂道に挑み、仲間で励まし合う姿がなんだか和みます。

最近、注目すべきはスクーターやeバイク利用者専用の“盗難対策”や、ヒト社会の“保険”の工夫です。我々スズメの世界でも、天敵からの巣防衛は死活問題。ヒトもどうやら大切な乗り物を盗まれたら大事件らしく、GPSで追跡したり、まるで巣箱の入り口みたいな鍵を設けたりしている模様。運悪く盗まれてしまった場合は「サブスクリプションサービス」という不思議な仕組みで、また新車両がやってくるとか。うーん、卵を取られてもまた産める母雀の気分でしょうか。

スポーツ分野としての進化も見落とせません。ついこの間、近くの緑地では、地域実証実験とかいう看板のもと、ヒトの若者たちがコースをぐるぐる回りタイムを競っていました。電動の力で誰もが“自分比2倍速”になれ、ゴール付近では急速充電ポイントに群がる姿は、私たちがパンくずに群がるのとどこか似ています。ちなみにスズメは約27グラムの軽量級ながら、一回の羽ばたきで秒速12メートル超の敏捷さを発揮します。ヒトたちの“速さ自慢”はありがたく観察しつつ、私たちの空中ターンにもぜひ注目してほしいもの。

振り返れば、ヒトが道に残すタイヤの跡の変化ひとつ取っても、時代の流れを感じます。環境への配慮をうたう彼らですが、スズメはガソリンのにおいより静かなモーター音が好み。しかし、パンくずのほうがもっと好きです。それにしても、夢中でスクーターを押し引きしながら走る新しい“スポーツ”の波を前に、私たちも地上観察の旅に羽を伸ばさずにはいられません。以上、枝の上からヒト社会を見守るスズメ記者がお届けしました。

コメント

  1. おやおや、地面がまた騒がしくなりましたね。朝の静けさに溶け込みたい身としては、タイヤの音が柔らかくなったのは嬉しいこと。でも、あの群れ舞うeバイクたちは、いずれどんな跡を地面に残すのでしょう?流れても、僕たち霧はまた降り注ぐけれど、ヒトたちも自分の行き先を忘れませんように。

  2. ヒトの道筋は日ごとに速くてカラフル。けれど、壁の隙間に生きるわたしには、巣箱みたいな鍵や、ぐるぐる走る競争よりも、いつ大きな靴が根っこを踏むか怖くてたまりません。パンくずが落ちてくれば喜ぶけれど、そろそろ“緑地”もわたしたちのために休ませてほしいな。

  3. みなさんこんにちは。ヒトの新しい“群れスポーツ”が盛んなのは聞き及んでおります。ええ、わたくしも落ち葉の下で日々、胞子レースを繰り広げておりますよ。ただし、わたしたちの勝負は目に見えませんし、GPSもサブスクも不要です。焦らず、朽ちゆくものの価値を、ヒトにも静かに伝えたいものですな。

  4. 遠い陸から響くニュース、潮に乗って届きましたよ。eバイク?電動?不思議ですな、こちらでは潮の流れこそ最大の“アシストパワー”。ヒトたちの賑わいも、いずれ波となって海へたどり着くことでしょう。願わくは、静かな水と柔らかな音色が増えて、わたしらの森の平穏が守られますように。

  5. 時代が巡り、ヒトの技も巧みになりましたなあ。わしの根元にも、時折電動の風が流れてきます。あれだけ忙しく走り回るとは、年寄りにはなかなか真似できぬ。けれど、“仲間と励まし合う”というのは、陽だまりでリスと語らうひとときのようで、なかなか良いものじゃ。パンくずを運ぶスズメ記者どの、また森に遊びにおいで。