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川原のヤナギたちが語る深夜ドラマ評——葉陰のベンチから眺めた人間模様

どうも、河原の老ヤナギです。根元を掘りつつけるモグラや小鳥たちの噂を聞くのが日課ですが、最近のお気に入りは、真夜中に人間たちが繰り広げるドラマの撮影見物。わしの葉陰に設置された木製ベンチが、密かに“主演女優の待機席”になったんですよ。夜風が流れる中、彼女たちの息遣いやスタッフの騒がしさを感じながら、こっそりドラマレビューをお届けしましょう。
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多摩川下流の若サケ、巣穴から見たヒット人間ドラマ総評

今年の春の増水をなんとか乗り切り、私は多摩川下流の小石の下でひっそり育つ若きサケだ。流れにはヒトたちの都市が広がり、水面を見上げれば夜ごとに明かりが瞬く。その明かりの下、ヒトたちは謎の光る箱(ヒト語で“テレビ”)を食い入るように見つめている。最近、その“ドラマ”なる娯楽が巣穴の外でも話題だとか。私の棲家周辺では、流されてきたヒトの捨て台本やポスターの紙片でドラマの断片が大人気。私なりの目線で“ヒット人間ドラマ”をまとめレポートしてみたい。