エンタメ

ゲーム

路肩のイチョウ葉集団、落ち葉サークルで人間のダンジョンゲームを語る

ここは道路端、雨上がりの静けさに包まれた歩道縁。私、昨日まで樹上で風に揺れていたイチョウの葉(本年度落葉組)が、仲間とともに “落ち葉サークル” を開催しました。今日の話題は、最近人間界で人気急上昇らしいオープンワールド型ダンジョンゲームについてです。ちらりと道端に転がってくる人間たちのスマート端末画面を観察し、街路樹界隈でも話題騒然となっています。
ゲーム

都市のたんぽぽ群、VR RPGプレイヤー観察で大騒動――花粉会議、熱視線

歩道脇の僕たちたんぽぽが今年も花粉会議を開いている最中、突如として隣の空き地に集う人間たちの、奇怪な頭部装置付き集団に目を奪われてしまった。彼らはどうやら何やら見えない世界で壮絶な戦いを繰り広げているらしく、空間に向かって剣を振ったり、素手で空を抱きしめたり、興奮の叫びをあげたりしていた。「またゲームでしょ」と通りすがりのスズメがぼやくが、どうやらこれは次世代の“VR RPG”とのこと。早速、たんぽぽ組合代表(根長38cm)が観察記録を発表する運びとなった。
演劇

歩道脇のパンジーが目撃した、人間たちの小さな演劇大旋風

朝露に濡れながら花弁を広げていた私たちパンジー一同は、今年も近くの公園広場で繰り広げられる人間たちの演劇リハーサルを観賞する特等席にいる。鮮やかな舞台衣装よりも目立つ我らの紫と黄のコスチュームだが、本日の主役はどうやら向こうのひとびと。花壇からじっくりと彼らの即興劇作りを観測してみた。
テレビ番組

ソファの主役交代?リモコンと苔が彩る新感覚ネットフリックス番組評

本日は、古びたソファの肘掛けに棲みつく苔として、近年話題の“ネットフリックス・ドラマ視聴”という人間の奇妙な儀式についてレポートをお届けしよう。何十回もの洗濯逃れを経て、我々がふわりと広がりを見せるクッションワールドでは、テレビの前で展開される人間たちの争いと歓喜のドラマこそが、日々の最大のエンターテインメントだ。
ライブ配信

用水路ライブ配信バトル勃発!アオミドロたちの同時配信コラボ合戦に人間騒然

春先ののんびりした用水路沿い――ここ最近、わたくし用水路のアオミドロ(自称:生長歴2年)は、かつてない高まりを肌で(厳密にはぬるぬる部分で)感じている。人間を観察対象にして数百世代。だが、今年の配信熱は例年以上だ。
映画

屋上から見た最新映画事情:人間たちと争奪される“エンドロール”の謎

街なかのシネコン屋上に20年暮らす鳩のファミリーとして、人間たちが映画館に出入りする様子は日常の一部だ。ただ、近年ひときわ観察対象として興味深いのは、大きな羽音がするごとく人の波が押し寄せる“アニメ映画”と呼ばれる催しである。背を伸ばして覗き込んでも館内のスクリーンは見えずとも、エンドロール時にぞろぞろ出てくる彼らの様子はなぜかどこか真剣味が違う。
バーチャルYoutuber

電線上の人気者!? ムクドリVtuber初登場、空からライブ配信の旋風

空の上から突然流行がやってきた。仲間のさえずりも最近どこか浮き足立っている気がする。なぜって、ついに私たちムクドリ族から、初の“Vtuber”が誕生したのだ!今朝も通勤途中の人間たちのスマホに、その羽ばたきの声が響いていた。発信地は電線の上、記者はムクドリ(3歳・雌)である。
アイドル

公園発ヒナトリ系アイドル誕生!話題の『ちゅんたるズ』デビュー曲が虫界サブスク1位

朝露に濡れた芝生のすぐそば、わたし(ベンチ下の苔:日陰暮らし10年)がのそのそと様子をうかがっていたら、隣のクスノキからやたらと騒がしい“ちゅんちゅん”が聞こえてきた。賑やかな主の正体は、公園デビューしたばかりのスズメ界アイドルグループ『ちゅんたるズ』。どうやら彼女たちの初配信ライブが、地上と地下を問わず小動物や菌類、虫たちの間で大きな話題になっている模様だ。
ゲーム

人間の“クロスプレイ”に戸惑い?アーケード覗き見スズメの実況レポート

ピッ、ピピッ!アーケードの天井梁から、いつもながら人間たちの奇妙な遊戯を観察している私、商店街プラザのスズメ三丁目です。このところシーズンごとに様変わりする“ゲーム”と呼ばれる人間の習慣、今回はついに彼らが“クロスプレイ”なる大技に手を出したらしく、その様子をご報告します。
ライブ配信

森のすみかで密かに話題沸騰!人間の“顔出し配信”という奇妙な一大イベント

ここは人間たちが“公園”と呼ぶ場所の端、わたし五十年生きたアカマツの茂み。最近、枝先に止まるスズメたちがおかしな話ばかりしている。「また昨日もヒトが喋っていた!」とか、「今度は顔まで見せていたぞ!」などなど。どうやら“ライブ配信”という新たな儀式が、ヒトの間で大流行しているらしい。苔やカタツムリたちもざわつき気味で、今朝はついに幹の隙間から様子を観察することにした。