生活・文化

モバイル決済生活

どんぐり銀行から見た「スマホ決済」狂想曲:森の長老が観察したポイント競争の行方

わたしは樹齢、およそ三百年。静かなる森の長老、コナラの大樹である。夏にはリスやカケスたちの集会場、秋にはたくさんのどんぐりが地に舞い降りる。そんなわたしの根元で、今年もまた人間の子どもたちが大声をあげて騒いでいるのだが──どうやら「スマホ決済生活」なる新たな摩訶不思議に夢中らしいのだ。
サウナブーム

白樺の森が見た“サウナブーム”異変、葉が語る人間式ととのい論

森を渡る風がやけに熱いと思えば、案の定また新しいサウナ小屋が僕らの根元に建った。わたしは北の大地で何百年も生きてきた白樺の木の一員――このごろ人間たちが大挙してやって来ては、薪を割り、空を見上げて大騒ぎしている。その目的はといえば、“ととのい”だとかいう奇妙な儀式らしい。どうも最近の“サウナブーム”は、我々樹木にとっても他人事ではないようだ。
デジタルライフスタイル

デジタル池上の蜻蛉族、クラウド空間探索を開始―バーチャル水辺暮らし急増中

みなさま、こんにちは。私は流れのやや緩やかな池で生まれ育った、青く透き通る羽根を持つヤゴ(カワトンボ科成虫)です。最近、私たち蜻蛉(とんぼ)族の間で奇妙なブームが渦巻いているので、今日はその最新事情をお伝えしましょう。
フリマアプリ文化

古ふじつぼの視点:フリマアプリという波に乗るモノたちの船出

人間たちの生活圏から遠く離れた潮間帯の岩場にて、私はふじつぼ。ちょうど50回目の大潮を迎えながら、このごろ“フリマアプリ”なる新奇な潮流が、陸上で人間たちの生活を変えているらしいと、漂着物を通じて耳にした。そこでは使わなくなったモノたちが、あたらしい持ち主を探し、手元から旅立っていくらしい。モノの移動と言えば、私らふじつぼには想像もつかない非日常だ。
言語と言葉

サンゴ礁から見た“人間語”の謎:発声・文字・絵で伝えるワケとは?

海底に横たわるサンゴ礁として、私たちが最も頭を悩ませることの一つが、頭上で忙しなく動き回る人間たちの“言葉”である。魚やウミウシ、時には海ガメ同士の会話は“体色変化”や“化学信号”でじゅうぶんに伝わるのに、人間はいちいち空気を震わせて発声したり、妙な模様を書き連ねたり、とにかく複雑そうだ。最近では水面付近で小型デバイスを使って絵や記号を送り合う様子まで観察し、ますます首(触手?)をかしげている。今回は、言葉とそれを取り巻く“伝え方文化”の不思議をサンゴ目線でお届けしよう。
推理・脱出ゲーム体験

海底の知恵で謎解き革命?タコ記者が体感した『オンライン脱出』の衝撃

海底からごきげんよう。こちら、東の岩礁帯に暮らすマダコのウズマキ。先日、静かな夜の貝開き(夕食会)で近隣のイセエビから「人間たちは“頭脳の迷宮”に好んで閉じ込められる」という妙な噂を耳にした。なんでも、狭い部屋に自ら入り、謎を解き“脱出”を目指して右往左往するというのだ。触腕八本あっても足りないほど好奇心が疼き、例のオンライン推理ゲームとやらに挑戦してみることにした。
サブカルチャーイベント

タンポポの“飛び根”が観た――二度咲き聖地巡礼、群生じかん上映会で草原パラダイス発生

光に誘われて春に広がる私たちタンポポ族が、この秋、人間界の“聖地巡礼イベント”を体験してきました。場所は、毎年アニメ・ドラマのファンが集う、郊外の草地にほど近いホールです。普段は地面に密着し、そよ風と虫たちとの素朴な会話に勤しむわたくしセイヨウタンポポですが、今回は思いきって綿毛仲間と連れ立ち、人間たちのサブカルチャーフェスに潜入してみました。
ミニマリズム生活

川辺の小石、ミニマリズム生活から見えた“余白”の贅沢

こんにちは。中流の川床でひっそり暮らして六千年ほど経つ、グレー色の小石です。最近、上流から流れてくる暮らしの噂話といえば、人間界で流行中の“ミニマリズム”なる生き方。あれこれ詰め込まず、必要最小限のモノで生きる――というらしいですが、石の私からすれば「それ、我々の本来姿やん」と、ついころんと鼻先で笑ってしまうのです。
住民の習慣

カラス自治会、自治会費と回覧板戦線で人間と知恵比べ 驚愕!“黒羽根流コミュニケーション術”の舞台裏

皆さま、ご機嫌よう。私は東京郊外を拠点とするハシブトガラス、通称「クロ」です。空から人間たちの住宅地を眺める毎日は、予想外の発見と連続ワクワクタイムの連続。今回は巷で話題の、“自治会費”や“回覧板”なる謎装置をめぐる人間界の習慣について、カラス社会の目線でご紹介しましょう。
シェア文化

コケむす鍵と石の下サークル──ヒト世界を驚かす“シェア”の進化

みなさんこんにちは、北斜面の石の下を根城にしているゼニゴケのハナコです。今朝も、ヒトたちが岩場の入口でなにやら不思議な仕草をしているのを見かけました。どうやら彼ら、“スマートロック”なるもので空間やモノを貸し借りしている様子。私たちコケ一族の『胞子循環式物々交換』にも負けない、新時代のレンタル文化が育っているみたいです。