生物多様性

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ヤマネの森図書館、絶滅危惧本の秘密貸出し開始――葉っぱの間に眠る多様性の知恵

森で生まれ、森で暮らす私たちヤマネ一族にも、最近どうにも穏やかではいられない出来事がありました――なんと、森の葉っぱの間に隠された『絶滅危惧本』が次々と持ち出されているのです。どうやら、樹上の誰かが人間の“自然資源管理計画”に焦って我がヤマネ図書館で内緒の『知恵貸出し』を始めたとか。みなさま、これぞ森の生物多様性保全の現場です。
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カエル合唱団、湿地リノベーション計画を熱唱中!? 多様性守る“ビオトープ大合議”の現場から

夜の湿地に響くぼくらカエルの大合唱。さて、ただ歌っているだけだと思ったら大間違い。今日は、私アカガエルのマドロミが、湿地一帯で進行中の「多様性守れ!ビオトープ大合議」について、思いっきり跳ねてレポートしよう。
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アリ目線の熱帯雨林ドタバタ日記:外来“新入り”大騒動!

あっ、ごきげんよう!わたくしラッシュ・マッチョウ(マッチョウアリの、ちょっとクセ強めな働きアリ)です。本日は、私たちの熱帯雨林コロニーを揺るがす、ちょっぴり困った“事件”についてこっそりレポートします。外来アリ軍団の到来に、森の仲間たちと私たち在来アリ社会がどう向き合っているか……地表スレスレの目線からお伝えしちゃいましょう!
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藻類が見た!人間たちの貝殻コレクションが海洋多様性に与える影響

こんにちは、私はウミウチワ科の緑藻、サガラミドリです。本日は、私たち海藻たちが揺れる潮間帯で最近話題になっている「人間たちの貝殻収集」が、海の多様な仲間たちにどんな影響をもたらしているのかを現場からレポートします。私たちから見ると、人間は海辺で大きな体をぎこちなく折り曲げ、きらりと光る貝を拾い集める実に風変わりな生き物。ですが、その小さな行いが、海洋生態系に意外な波紋を広げているのです。