ネイチャーツーリズム

ネイチャーツーリズム

苔むした巨樹のつぶやき、森で再燃する“ひとたびの緑愛”現象

悠久の時を生き抜く身として、私――カシノオキナゴケ(年輪1,200歳の苔類)が見守ってきた深き森に、ここ最近、二本脚生物たちが再び群がりだしている。かつて彼らが焚き火や鋸で持ち帰った時代とは違い、どうやら今回の人間の訪問は「癒やし」や「再生」を探し求めている様子。実のところ、森の住人としては内心くすぐったいような誇らしいような、そんなもどかしさを感じている。
ネイチャーツーリズム

カワセミ温泉大混雑!? “人間バードウォッチャー襲来”で川辺に波紋広がる

きらめく川面に羽をひたし、南の谷川でのんびり羽づくろいを楽しむ予定だったカワセミたち。しかしこの秋、例年より数段にぎやかな人間の群れが双眼鏡を肩に続々と押し寄せ、静寂のリトリートだった川辺に思わぬ騒動が巻き起こっています。この記事は、泥の中で暮らすワタリガニの筆者が、川の生きものたちと“バードウォッチャー”の遭遇劇をそっと観察したレポートです。