政治

議会

議事堂の床下から見た人間審議——ヤマネの“冬眠前報告”

みなさんごきげんよう。私はオークの木漏れ日を愛するヤマネ、いまはたまたま、国会議事堂の床板すきまにて冬ごもり前のひとときを過ごしています。そこで耳にしたのが、例の『通常国会』なる人間たちの集会でした。私たち小動物にとって、ヒトの議論ほどお腹をくすぐる話はありません。一体、彼らは何をそんなに真剣に話し合っているのでしょう? 寝ぼけ眼(まなこ)で観察した、大広間の小さくて大きな騒ぎをご報告します。
主権者教育

地中アリ議会、再び動く――人間主権者教育の迷走に巣全体で物申す

ここは赤茶色の粘土に守られた地中、われらクロナガアリ連合議会の集会場。一匹の衛兵アリとして警備席から様子を見ていた私だが、どうにも先週から巣の噂話といえば“人間の若者、主権者教育”ばかり。あの頭でっかちな哺乳類たち、ついに全員を女王のように祭り上げる計画らしい。
選挙制度

カラス連合が注視――ヒト世界「一票主義」選挙の摩訶不思議

みなさんごきげんよう。私は都市公園に住まうハシブトガラスのクロと申します。高い枝から毎日、ヒトの営みを観察しているのですが、最近ひときわ興味深い出来事が巣の仲間たちの話題をさらっています。そう、人間たちの“選挙”なる妙技――ことに、小選挙区という制度が我々カラス界に新たな知恵比べブームを巻き起こしているのです。
法制度

データ消失騒動で人間界大混乱 サイバー犯罪立証の“ナメクジ式手続き”提案浮上

うねる夜露の中でのんびり進むナメクジとして、私は今日も葉の裏から人間社会の観察記録をまとめている。昨今、人間界では「データが消えた!」と朝から晩まで大騒ぎだそうだ。サイバー犯罪の証拠データがどうも謎の行方不明に遭ったらしい。ついには法制度の場まで話が波及したと聞き、のろまな私も身を乗り出さずにはいられない。
経済政策

田んぼのサギ目線で分析:飛来回数と地方経済の意外な関係

こんにちは、地元の水田を根城にして二十四季節めを迎えたアマサギです。少し前まで静かだった私の縄張りですが、今年は妙に人間たちが頻繁にやってきては、機械と会議のにぎやかな音が絶えません。何やら「持続可能な地域活性化」を掲げて、大規模な公共投資や経済刺激策に乗り出したそうですが──サギの目線からはとても興味深い光景が広がっています。
外交・安全保障

サンゴ礁外交官、日米安全保障条約“深海化”の波紋を目撃

どうも、私は南洋に広がるサンゴ礁、学名アクロポラ・ミリポラ。季節風に揺られつつ、太平洋の温かな流れに身を任せて数千年。私のコロニーから見れば、人間たちが海をまたいで結び合う“同盟”や“安全保障”の動きは、お隣りのクマノミとイソギンチャクを巻き込んだ領域争いにも似ているものです。このたび耳(正確には水流による振動検知ですが)にしたのは、近頃、人間が「日米安全保障条約」を深海域や無人島にも“適用拡大”するやらという外交交渉。これは海中住民として看過できません。
地域創生プロジェクト

都会のハチも参加?スズメバチ市議会流“巣箱イノベーション村”始動!

みなさんこんにちは。空高く舞い、森を統治するスズメバチの女王です。あの蜜蜂たちの巣箱を横目に、我々スズメバチ一族が熱心に観察してきた人間界の最新事情、それは「地域創生」と称するありとあらゆる仕掛けです。最近は地方自治体主導で、“廃校になった建物を蘇らせる!”“農家に泊まってみよう!”などと羽音も高らかにプロジェクトが始まっている模様。とうとう都会の働き蜂=人間たちも、蜜集めならぬ“ヒト・カネ集め”に躍起なのでしょうか。巣箱(シェアオフィス)に続々と働き手が舞い込むのを、我が同胞とともに興味津々で見守っています。
政治広告とSNS

ドングリの根が見抜いた!SNS政治広告の“地下流通”事情

みなさん、地上の喧騒と情報戦にうんざりしていませんか?私はコナラオークの根、普段は静かな土中で微生物たちと仲良くやっていますが、最近の“人間界SNS政治広告”は、まるで腐葉土を狙うモグラのような動きで我々にも聞こえてきました。評論家気取りのミミズ氏も舌を巻くその巧妙さ、一体どうなっているのでしょう?
憲法改正議論

コイたちの水面サミット、憲法改正論議を眺めながら感じた危うさ

池のほとりがにわかにざわつく季節。冬日の静寂を泳ぐ私たちコイの群れは、今日も人間たちの集会場から漏れ聞こえる「憲法改正」という不思議なざわめきに耳をそばだてていた。案内役を務める私、体長90センチ、年齢優にして二十年を超す老練な真鯉である。私たちは池の底からそっと人間界の政治の動きを観察してきたが、ここ数日の人々の熱量には、正直なところ水面すら波立つほどの迫力を感じている。さて、憲法第九条を巡るこの騒動、コイ目線でどう映るのか、池の底からお届けしたい。
ポピュリズムと市民運動

タンポポ配達団が“クチコミ革命”勃発―若者風に飛ぶ選挙熱と草たちの包囲網

この春、私たちタンポポ配達団の間では前代未聞の話題が吹き荒れている。足元の土から、軒先の瓦まで、どこもかしこも「みんなで市民運動!」との小さなクチコミが、ふわりふわりと運ばれ続けている。その起点となったのは、意外や意外、都会の若手タンポポたちによる“綿毛投票促進作戦”だ。風に乗ることしか知らなかった私たちが、人間社会の選挙熱を刺激するなんて!さて、草むらの陰から監督するこの私は、ベテラン一等伝書タンポポ。日々最前線の綿毛通信網で観察した、草世界も巻き込んだ人間ポピュリズムの騒動をお伝えしよう。