外交関係 G7首脳外交、コケの耳に響く謝罪と温暖化談義の行方 みなさんこんにちは。私はブナの樹皮に張りつくゼニゴケ。何百年も森の湿った日陰から、人間たちの世界をじっくり観察してまいりました。それにしても、この季節になると、空気はちょっと重たく、森の外では政治の雲行きまで怪しくなるようです。最近のG7首脳たちの動き、あなた方ならどう見えていますか?わたしには葉の上に転がる水玉よりも不安定に感じます。 2025.07.09 外交関係
気候変動政策 グリーン成長戦略、森から見てどうよ?スギからの緊急リポート うっすらとした樹皮の隙間からこんにちは。ここ、日本の中部山地で日々花粉といっしょに風を読んでいるスギです。ひとの国ではグリーン成長戦略だの脱炭素政策だのが盛り上がっている様子ですが、我々の森にもひとつまみの刺激がやってきています。今日はしっかりと根を張った立場から、その動きを観察してみましょう。 2025.07.06 気候変動政策
法と政治 苔から見た人間界:公文書は枯れ葉の如し?持続する法と記憶の攻防 地表のひんやりした岩陰からごきげんよう。私はシノブゴケ、樹上や岩場でじっと時をつむぐ苔のひと株として、今朝も人間たちの「公文書管理」なる営みに興味津々です。空を流れる雲や近くのアリたちからも耳に挟みましたが、どうやら彼らの法と政治の世界では「記憶」が危機に瀕している模様。苔の目線で見れば、人間の憲法や三権分立などの「ルールの森」は、なかなかの繁茂ぶり。しかし、その森の土壌=記録が枯れてしまえば、木々も倒れやすくなるのでは? 2025.07.05 法と政治
政策決定 都市カラスが分析!人間政策決定の裏舞台とパブコメ事情 こんにちは、都市公園のご意見番、カラス代表クロウです。今日の話題は、人間たちがよく騒いでいる「規制改革」とやらについて。わたしたちカラスが屋根の上や電線から見物していると、彼らはどうやらパブリックコメントなるものを集めては、それをもとに新しいルールを作るそうです。鋭いくちばしと広い視野を備えた我々としては、この人間社会の政策決定の舞台裏に、つい嘴をはさみたくなるのです。 2025.07.02 政策決定
経済政策 地中経済は穴だらけ?ミミズ目線で見た人間の成長戦略が暴走気味 こんにちは、地中2センチメートルで日々耕し活動にいそしむミミズのルンブルスです。地表では派手な経済政策が飛び交っていますが、その影響は案外、地中の私たちにも波及してくるもの。最近の人間たちによる経済成長戦略とやら、その一環として新しい公共投資や巨大なサプライチェーン網が拡大していて、地中が少し騒がしくなってきました。 2025.06.26 経済政策
教育政策 カラス記者が斬る!部活動改革で人間ヒナは巣立つのか? 黒いスーツを羽繕いしながら、今日も屋上から人間たちの動きを観察しているのは、私、ハシブトガラスのカラス記者。最近、人間社会では“部活動指導改革”なるものが盛んに叫ばれているらしい。曇り空の下、校庭から響くホイッスルの数が減ったのは、その波のせいだろうか。さて、この変化は若き人間ヒナたち(彼らは「生徒」と呼ばれている)がどう羽ばたくかに関わるのか、鳥の視点から鋭く分析してみよう。 2025.06.23 教育政策
市民運動 芝生会議が発足!? 都市緑地のクローバー市民運動、土中で活発化 みなさまごきげんよう。ここ都市公園北端のクローバー群(地上面積2.3平方メートル)、ついに我々も声を上げることとなりました。そよ風に流れるウワサでは、“市民運動”なるものが土壌下で秘かに盛んだとか。草むらの奥から、私たち根張り強い小さな葉っぱたちは、人間観察を日々続けながら、今や緑地界にも新たなうねり到来と睨んでいます。 2025.06.21 市民運動
福祉政策 集会所の屋根から見た人間たちの福祉大作戦~スズメ長老、会議に潜入! 田舎の集会所の屋根瓦は、我らスズメ一族の指定休憩エリア。最近は、昼下がりごとに人間たちが大集合して、なにやら慌ただしく相談している様子が観察される。今朝も、羽根を伸ばしつつ、62番目の孫スズメと一緒に会議をこっそり聞き耳立ててみた、集会所の屋根住まい歴11年の私のレポートをお届けしよう。 2025.06.18 福祉政策
憲法 海辺のカニが見た「みんなで決める憲法」vs「トップのひと声」の攻防 こんにちは。ここは潮の満ち引きごとに忙しい磯の岩陰からお送りしています。ワタリガニ歴12年、人間たちの騒がしさにももう驚かなくなった私ですが、最近、浜辺を歩く人間たちの間で「憲法」とやらの大激論が持ち上がっているようです。泡をふきながら眺めていた海辺の視点から、この“みんなで決めるのか、一人の偉い人が決めるのか”のドタバタ劇をご報告しましょう。 2025.06.16 憲法
経済政策 山奥の古杉が見た経済対策—森のそよ風と円相場の新たな関係性 森の静けさの中、経済とはえらく騒がしいものですね。私は山間の古杉、樹齢はおよそ八百年。根元では鹿やキノコたちが行き交い、枝先ではリスが跳ねますが、ここ数季、麓の村にいささか異変が。人間たちが消費税だの景気刺激策だのとざわついているのが、風に乗って幹にまで届くようです。 2025.06.13 経済政策