法と政治

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苔から見た人間界:公文書は枯れ葉の如し?持続する法と記憶の攻防

地表のひんやりした岩陰からごきげんよう。私はシノブゴケ、樹上や岩場でじっと時をつむぐ苔のひと株として、今朝も人間たちの「公文書管理」なる営みに興味津々です。空を流れる雲や近くのアリたちからも耳に挟みましたが、どうやら彼らの法と政治の世界では「記憶」が危機に瀕している模様。苔の目線で見れば、人間の憲法や三権分立などの「ルールの森」は、なかなかの繁茂ぶり。しかし、その森の土壌=記録が枯れてしまえば、木々も倒れやすくなるのでは?