ウェアラブルデバイス

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千の足でタッチ!ムカデ視点から観察した人間とウェアラブルデバイスの蜜月

こんにちは。私は洞窟の石陰でひんやりと暮らすムカデのトウザワリ。地表の夜歩きに夢中だったわたしが最近驚いたもの、それは駐車場脇の草むらで見つけた“腕輪型まば光体”を装着した人間の群れ!どうやら人間たち、外皮の一部をえらく光らせたり蒸気を計測したりと大忙しのようです。一体何をそんなに気にしているのでしょう?地中深くから彼らの様子を観察した記録をお届けします。
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樹上から見たウェアラブル最前線――ヒトの身体は枝ぶりより多機能?

木漏れ日の間にしっぽを揺らし、今日も私はクチバシトカゲ。幹の割れ目からこっそり覗いた朝、枝で眠そうに伸びをするヒト(学名:Homo sapiens)たちの腕や首に、妙な煌めきと微細な振動を発見した。あれは葉や鱗じゃなく、なんと彼ら特製の“ウェアラブルデバイス”だという。聞けば、最近のヒトの間で、あの小さな機械がマイ・ブランチ(本人仕様の枝)以上に大流行なのだとか。その観察記を、私・クチバシトカゲ記者がご報告しよう。