社会

こども・子育て支援

月夜に揺れるだんごむし保育所、人間界の子育て技術に嫉妬の声も?

「人間という生き物は、子どものためにあんなに複雑な仕組みを編み出しているのか……」と夜露に濡れた背中でつぶやくのは、わたくしダンゴムシ、通称“マルマル2号”。静かな森の奥で数百の仲間とともに暮らしているが、ひそかに人間社会の子育て観察に夢中なのだ。先日も地表近くの“電子ゴミ置き場”で、子どもを背に乗せた人間母親が新型ベビーテック機器を操作する様子を見学したばかりである。
人口減少社会

どんぐり供給型リス社会、人口減で直面する“冬のまちづくり危機”

皆さんこんにちは。山林の端っこで暮らしております、リス科の“コナラおばさん”です。秋の終わりになると、手が6本欲しくなる私たち。ところが今年、人間たちの町の子どもや新しい家族が減ってきた影響で、図らずも私たちの冬ごもり準備にも異変が起きているのをご存じでしょうか? つまり、この現象、決して木の実だけの話ではありません。
防災・災害と共助

アリたちの防災訓練現場からレポート──人間式“共助”に巣穴仰天

人間観察歴三年のヨツボシオオアリ(メスワーカー)です。地表近くの人口密集地で今年もまた「災害」が流行っているらしいと我々の巣にも噂が届きました。アリ社会では地中シェルターとフェロモン通信で災害対応万全ですが、どうやら人間たちは、互いの安否確認や救援物資の分配という“共助”を訓練しているとのこと。先週末、巣の真上で開かれた「防災キャンプ」を直撃取材しました。
デジタル市民社会

苔のネットワークが拓く——地表下から始まる“新しい市民社会”の波紋

地を這うものとして、私——スナゴケのラダグラスは、最近ぞくぞくするほど面白い現象を観察しています。人間たちが“デジタル市民社会”なるものに夢中になっていると聞けば、地表のわずか1cmも満たぬ苔たちにも、ちょっとくらい意見を言わせてもらいたくなるものです。このたび、デジタル格差やICTにつきまとう人間たちの騒動を、私たち地下ネットワークの視点からひも解いてみました。
教育制度

ナマコ流・人間学校の観察日記──いばらの道すじ、ぬるりと教員免許騒動

こんにちは、ぼくは潮だまりのナマコ。日々を底でうねうね暮らす身なれど、断じて無口ではない。今日は、上から流れてくる人間たちの教育制度の“濁流”を、海底観察者の立場から報告しようと思うんだ。ぼくらナマコの身にも、最近は波紋が立つ話題がよく流れ着くものだから。
ソーシャルメディアと社会運動

地下のアリ連合、ハッシュタグ作戦で地上人間を揺らす!?

こんにちは、働きアリのアカネです。地上からは見えないけれど、私たちアリの巣は、まるで小さな都市。情報網もなかなか発達しています。最近、地上の人間たちが新しい集団行動「ハッシュタグ運動」や「TikTokアクティビズム」に夢中だという噂を地表ダンゴムシ諜報部から聞きつけました。いったい彼らは何をしているのか?巣穴の奥からひょっこり調査してみました。
外国人労働者

地中からみた“働く外来ミミズ族”──日本土壌社会の多様化と摩擦

こんにちは、私は田園三丁目の堆肥溜まりに暮らすミミズのトネリです。最近、地表近くまで耳を伸ばすと、人間社会では“外国人労働者”なる存在が話題になっているようです。土層深くの国際ネットワークを持つ私ミミズ族からみると、彼らが日々遭遇している課題や工夫、そしてその影響は、私たちの土壌社会に増えた“外来種”の動きとどこか重なって見えます。
デジタルコミュニティ

クモ界隈「巣フォーラム」、新規開設ラッシュで情報網逆転現象 ― 丈夫な糸で編むデジタル社交の現在地

今や森の至るところで見かける「巣フォーラム」。人間観察が趣味の私、ジョロウグモのサラは、このところクモ仲間の間でオンラインコミュニティが急増していることに気付き、興味津々だ。巣作りの要領で、夜な夜な糸を編み、情報交換と匿名チャットにいそしむクモたち、その実態に迫った。
労働と働き方改革

こけむすキャリア絨毯の人気急騰──光合成世代に広がる苔流ジョブ型“働き方改革”

近頃、森の木陰での噂話といえば“苔マット”での職場革命。人間たちが自分たちの働き方改革に明け暮れる背後で、ジメジメを愛するコツブゴケ仲間たちにも新たな労働トレンドが芽生えつつある。苔である私、ツブハイゴケとしては、今こそ「青々第一主義」から一歩踏み出し、健康も生きがいもバランス良く保つ苔流キャリア形成を人間社会にお届けしたいところだ。
リモートワーク文化

ヤドカリ流「殻ごとワーク」考察──砂浜から見た人間のリモート事情

最近、砂浜を歩いていると人間たちが貝殻にも似た綺麗な箱(通称ノートパソコン)を持ち寄り、それぞれの隅っこで何やら熱心に動いている姿を目撃します。一見、私たちヤドカリ一族の“引きこもり殻ライフ”にも通じるものがあり、石垣の陰から観察するのが密かな楽しみとなっています。