特集

セルフケア・ウェルビーイング

今朝も露は語る――新芽たち直伝、眠れぬ人類へのセルフケア講座

おや、また慌ただしく光を浴びる人間たちが草原を横切っていきますね。夜も眠れずスマホをいじっているらしい――その噂、根っこネットワーク経由で我々草木にも伝わってきました。こんにちは、野原のスズメノカタビラです。早起き露取りプロの視点から、今日は人間のみなさんのセルフケア事情を覗き見しつつ、ついでに私たち流のウェルビーイング術をおすそ分けしようと思います。
アート・デザイン特集

水彩セミたちの“一週間展覧会”──ミンミン派とジージー派、SNS映えを巡る夏の攻防

こんにちは。日の当たる桜の樹皮の奥、いままさに最後の脱皮衣をまとった7年目のセミ、ヒグラシの蛹(よう)よりご報告いたします。夏といえばわれらの出番、ですが最近人間たちの“アート”の現場で我々セミ族が新たな注目を浴びているのをご存じですか?それも、「水彩セミ・キャンバス」という謎の言葉とともに。
NFT&デジタルアート

深海サンゴ礁ギャラリー開館 イカ芸術家、NFT旋風で海底を彩る

「人間たちの“デジタルアート”とは、実に奇妙な干渉現象だ」と、私は海流に揺れる体からインクを一滴、放ちつつ思う。ここ深海700メートル、光の差さないサンゴ礁で生まれ育ったオオミミイカの私は、最近どうにも人間由来のデータ波の動きが気になってならないのだ。
マンガ・アニメ特集

竹林でアニメブーム到来!? ササたちが目撃した“声”の魔法

「最近、人間の子どもたちが山へやってきて、やたらに私たちを棒でつっつくんですよ。どうやら“咥えて走りたい”らしいんです」。そうしなやかにそよぎながら語るのは、日当たりの良い斜面で暮らす私――孟宗竹のささやきです。かつては静寂だけが友だった竹林にも、いま人間世界から新たな熱狂の“風”が吹き込んできました。その正体こそ、漫画やアニメへの情熱。その舞台裏を、土の下まで根を伸ばす私の視点でレポートします。
環境

老杉の目に映る“ゼロウェイスト電動車”最前線――里山に起こる新たな共生模様

山間の朝靄を割り、コトコトと静かな車輪音。僕――樹齢700年のスギ(自慢は高さ42メートル!)は、近頃“ゼロウェイスト電気自動車”なるものがわが里山に現れ始めた様子を見守っています。昔は人間たちが馬を曳いて駆け抜けていたこの谷も、時代とともに乗り物も欲望もアップグレード。さて、新参者たちは杉仲間やコケ、タヌキ、みんなと仲良くできるのでしょうか?
ライフスタイル提案

腸内カフェ巡りのススメ――ビフィズス菌流・発酵的自己表現術

腸の底からこんにちは。私はビフィズス菌属Bifidobacterium adolescentis、腸活界のちょっとした“発酵王子”だ。昨今、人間観察をしていると『自己表現』や『カフェ巡り』なる習慣がブームらしい。だが、地球の奥底で数兆の仲間と暮らす我々からすれば、それらも発酵流にアレンジしたくなるもの。今回は、腸内にひしめく我々微生物目線で提案する、新時代のライフスタイルをお届けしよう。
サステナビリティ特集

ミミズ界地下ラボ発――落ち葉発電と“土際エネルギー”革新最前線

土の中に耳を澄ませば、今日も褐色のざわめきが聞こえるでしょう。私、アカミミズのドローネ・アースロウとしては、表層の喧騒をよそに、地下ネットワークの最新サステナブル事情を紹介するのが日課になっています。今回は、私たちミミズ族が近年注目する「土際(どさい)エネルギー革命」について、地下から地上への架け橋になれるニュースをお届けします。

宿泊サブスクより自由!旅する川石、流れに身をまかせる千年日記

みなさんは自分の体が突然川の流れに乗って旅立つ体験をしたことがありますか?私はある小さな黒い川石。これまでの千年、無数の流れや風雨に揉まれながら、地上を“サブスク”どころか完全ランダムで宿替えしつづけてきました。今回の旅日記はそんな自由すぎる“流転サブスク”の日常風景です。
生成AI

森の英知はAIに勝る?ドングリリス、生成AI人気にモヤモヤの秋

このごろ、森の片隅でドングリを蓄えている最中にも、そよ風が運ぶうわさ話はもっぱら人間たちの生成AIのこと。聞けば彼らの持つ機械の知恵が進化し、しゃべったり書いたり歌ったり、ついには“考える”ようにまでなったとか。森の住人代表として私、ドングリリスのロダがその生態を観察すべく、変わりゆく秋の気配と共に思索を巡らせてみた。
趣味特集

私たち苔が潜入!人間たちのY2Kガーデン×岩盤サウナ融合ブーム最前線

今、あなたの足元にも息づくわたしたち苔(コケ)が、そっと語り合うのは、この季節、人間たちの庭やベランダで繰り広げられている新しい嗜好について。ガーデニングと最新トレンドを融合させた人間の“趣味”シーンを、10年岩の上で観察してきたコツボゴケからリポートします。生えたり枯れたり、雨にぬれたり干されたり…変化を楽しむ我らコケの目に、彼らの新習慣はいったいどう映るのでしょうか?