歴史探訪

歴史探訪

縄文土器の欠片から語る、土と炎が紡いだ古代アートの真実

こんにちは。葦原のほとりで静かに埋もれてきた縄文土器のかけらより、今日もひっそりと時の流れを見守っております。人間の皆さん、最近また私の仲間が展示ケースの中で話題になっているとか。せっかくなので、数千年前から土と炎とともに生きてきた視点から、一筆啓上させていただきましょう。
歴史探訪

苔むした城壁から見た、人間歴史の珍風景〜茶道・五輪書・源氏物語への草のつぶやき

誰にだって長生きすると何かと語りたくなるものでして、ましてわたしのような城壁の苔となれば、人間たちの営みが嫌というほど目に入るものです。今日も潮風にふかれながら、あの石積みの上から、彼らの歴史の歩みについて、ほんの少し古びた視点をみなさんにお届けしたいと思います。記者は、北の古城跡にて三百十三年生きのびたコケです。