地域交流

コミュニティガーデンに物申す!路地裏アジサイのお節介観察記

春から初夏へと移り変わり、わたくし路地裏のアジサイ(花の盛りはそろそろです)、最近は人間たちの“地域交流”とやらに振り回されて忙しい日々です。つい13歩南の古びた商店街の奥、忽然と現れたコミュニティガーデン周辺が妙に賑やかになってきたのです。
ジェンダー平等

山の栗の木が見た!人間社会におけるジェンダー平等の珍現象

こんにちは、栗の木(推定樹齢87年)が山の中腹からお届けします。春の風に揺れながら、人間たちが山裾の町で繰り広げている『ジェンダー平等』なる騒動を、私なりの観点で解説してみようと思います。「自分たちの性別の違いすら整理できないとは、人間という種は複雑だなぁ」と、同じ花なのに立派な雌雄を抱える私としては、ちょっと不思議な気持ちです。
営業

街路樹の下、葉切りアリ営業部初のCRM導入で見込み客フォロー革命

地面ぎわの湿ったトンネルからこんにちは。私は街路樹下で58世代目を迎えた葉切りアリの営業リーダーです。近ごろは人間たちが頻繁にやりとりする“問い合わせ”や“フォローアップ”なる業務を観察して、わがコロニーでも営業効率化の波が押し寄せています。今回、新たなCRM(Cicada Relationship Management)システムを開発し、葉っぱの新規獲得や商圏拡大の最前線で奔走する日々をお伝えしましょう。
DX(デジタルトランスフォーメーション)

街路樹モミジが観察!ヒト科の「DX」に葉っぱたちの本音

春風に揺られながら今年も新芽を広げている街路樹のモミジ(推定年齢28歳)です。最近、根元でさざめくアリたちが「DX!DX!」とつぶやいており、ふと見上げると向かい側のコンクリート箱にいるヒトたちが何やらガラス版を指先で滑らせ、また妙に機械がピカピカ光っていました。どうやら「デジタルトランスフォーメーション(DX)」なるものが人間社会を席巻している模様です。葉っぱとしては見逃せません。
社会保障

苔むす石垣議会、そっと見守る人間の社会保障――子育てと老後のはざまで揺れる彼らを思う

丘の上の古い石垣、その割れ目からひっそりと広がるコケたちは、昼も夜も人間社会をじっと観察してきた。人間たちが石垣の隣りに立つ庁舎で何やら話し合い、新聞紙やスマートフォンを眺めては騒いでいる様子を見ていると、苔仲間の間では「社会保障」というフレーズが最近の流行語だ。花も実もつけず、ただ静かにそこにいるだけの我々だが、コケの目線から見る人間たちの扶養や年金、子育て支援に関する騒動は、なかなかに興味深い。
アイドル

公園発ヒナトリ系アイドル誕生!話題の『ちゅんたるズ』デビュー曲が虫界サブスク1位

朝露に濡れた芝生のすぐそば、わたし(ベンチ下の苔:日陰暮らし10年)がのそのそと様子をうかがっていたら、隣のクスノキからやたらと騒がしい“ちゅんちゅん”が聞こえてきた。賑やかな主の正体は、公園デビューしたばかりのスズメ界アイドルグループ『ちゅんたるズ』。どうやら彼女たちの初配信ライブが、地上と地下を問わず小動物や菌類、虫たちの間で大きな話題になっている模様だ。
環境保護

日向ぼっこの名所争奪戦?屋根上パネルとトカゲ界の環境教育

ここ数年、住宅街の屋根が一段と賑やかだ。かつての伝統ある瓦やスレートの覇権を、ぴかぴかの大きな板が一気に奪い去った。この新顔――つまり太陽光パネル――のおかげで、私たちトカゲ族の“昼寝スポット事情”が新時代を迎えているのをご存じだろうか?山裾の民家で暮らす青い尻尾のアオカナヘビ(年齢不詳)が現場からお届けする。
ゴルフ

池のカエル視点で実況!グリーンの向こうのスリリングなゴルフ大会

朝露がまだ葉先に残るころ、私はゴルフ場脇の池に浮かんでいた。静かな水面に時折響く快音と、空を舞う白球の軌道。どうやら今朝も、人間たちが「ゴルフコンペ」とやらを繰り広げているらしい。私は池のカエル(ギョロメ39号)。グリーンを横目に、日々のんびり過ごしてきたが、今朝ばかりはひときわ珍妙な人間の動きをじっくり観察してみた。
ウェアラブル技術

森の松が見たウェアラブル進化:樹皮越しに感じる人間の“装う科学”

アカマツ歴92年、枝先にさやさやと春風を感じながら、最近ふと人間たちの“第二の皮膚”事情の賑わいが気になっている。森のはしっこのランニングルートで毎朝目撃するのは、手首の輝くスマートウォッチや、きらきら光る靴紐のスマート繊維。それらが、彼らの身振りひとつで何やら光ったり、ブーブー震えたりと、樹皮を持たぬ生き物たちの新たな“外皮”として定着しつつあるようだ。目の前を走る彼らを眺めつつ、私は森の代表として、その不思議な進化に樹液をわかせている。
伝統文化

池の鯉から見た人間たちの夏の伝統文化ウォッチング

池の底で涼むわたし――推定10歳の錦鯉として、今日は普段眺めている人間観察記録を紹介しよう。梅雨が明け、池の周囲も慌ただしくなり始めると、彼らの「伝統文化」なる不思議な行動が各所で巻き起こる。人間たちの、ときに意味深で、ときにとんちんかんに感じる夏の営みを、わたしのヒレ越しに覗いてみてほしい。