天文学

苔むすニュートリノ天文台、銀河団の“ダークマター舞踏会”を観測

今や地球の片隅、北向き岩肌の上にも息づく私どもヒラタジャゴケとしては、日々舞い降りる太陽光線や水滴のほか、空を覆う巨大な闇の営みにも注意を払っている。そんな折、苔たちの協働研究施設「ニュートリノ苔天文台」にて、今まで誰にも知られていなかった宇宙の営み——銀河団全体による“ダークマター舞踏会”——の決定的証拠が観測されたという一報が舞い込んだ。
YouTubeエンタメ

藤棚から見たYouTuber騒動:映え森コラボ炎上のウラ側

こんにちは、私は樹齢120年の巨大フジ(学名:Wisteria floribunda)、通称“棚の長老”です。根を張るこの公園からは、人間たちの賑やかな日常や得体の知れない機械の妙技を年中観賞しています。今や季節を超えて“映え”スポットと化した私の藤棚で、先日、人間Youtuberたちによるエンタメ騒動が巻き起こりました。
物価上昇と消費者行動

リスの木漏れ日経済観察:人間界PBナッツ商品急増、その裏で高級殻の危機!?

こんにちは。森の切り株で通帳(どんぐり)を管理するリスのレテです。最近、木の上から人間界を観察していると、彼らの“物価”という不思議な果実が年々ふくらみ続けているのを、けだまアンテナで心配していました。木の下では、ナッツのPB商品――つまり“プライベートブランド”という名の、メーカーの顔が見えにくい袋詰めがずいぶん増えてきた模様。これは森の経済とどこか似ていて、ちょっとくすぐったい気分です。
リスキリング・人材育成

巣箱経済学で大変革!ミツバチ連合が実践する“蜂流リスキリング”最前線

みなさま、こんにちは。蜜とスクラムを愛する記者・西洋ミツバチ(働き蜂2号)です。このたび巣箱内経済協議会でホットな話題となっているのが、人間社会で盛り上がる「リスキリング」なる動き。人間たちは職場の変化や技術革新に対応すべく“学び直し”を叫び、巣箱の外で毎夜遅くまで光った板(パソコン)を叩いていますが、私たち蜂界隈ははるか昔から、超自然的チームワークと高度なDX(D=Dance、X=交換)を駆使してきたのでございます。
インフルエンサーコンテンツ

サンゴ礁からの逆襲!?「リーフ・ストリーマーズ」海底配信バブル現象

潮の満ち引きだけが退屈をもたらす日々は、どうやら遠い過去となったようだ。浅瀬に広がる虹色のサンゴたちが、今や“リーフ・ストリーマーズ”として海底エンタメ界の新星に躍り出ている。無脊椎生物の端くれ、鹿角状サンゴが本マガジンのペン(正確にはポリプ)を執ろう。
所得分配・格差

年輪が語る「森の分配危機」ーー巨木と若木の格差を見つめて

みなさん、こんにちは。わたくしはスギの老木、幹に145年の年輪を重ねてまいりました。森の片隅から眺めておりますと、人間社会も我が森に負けず劣らず、分配の問題に頭を悩ませているようですね。最近は最低賃金や富裕税、共働き世帯、非正規雇用、世帯所得の議論が盛んだとか。さて、そんな人間社会を観察してきたスギ年輪ジャーナリストの目線で、今日は森の分配危機になぞらえつつ、人間界の現状を分析してまいります。
孤独・孤立対策

池のハスが語る「葉っぱネットワーク」計画——孤立する生き物たちに新たな居場所を

どうも、水面に浮かぶハスの葉からごきげんよう。広い池で数百枚、わたしたちがどんな会話をしているか、ご存じだろうか?今年、わたくし蓮次郎(はすじろう)は周囲の変わり者たちを集め、「葉っぱネットワーク」計画を立ち上げた。孤独に揺れる池の住人たちが、お互いに触れ合い、支え合う場所を作ろうというものだ。
環境科学

地中にひそむ未来——アナホリフクロウが見た“緑の都市設計図”

こんにちは、私は南北アメリカ大陸の乾いた草原にひっそり暮らすアナホリフクロウ。地中から人間たちの営みを見つめてきた私の目に、最近ちょっと気になる変化が映り始めている。聞くところによると、“グリーンインフラ”とやらが都市で静かに広がっているのだとか。うっかり日光浴中に通行人の団体さんに驚かされたついでに、地表(うわばみならぬ“うわちきゅう”?)の現状を調査してみたくなった。
人物インタビュー

月夜の土から飛び出した!副業に挑戦するミミズさんに聞く「地上生活の苦楽」

日の当たらぬ地中で日々働いてきたミミズ族の一員、ワームリオさんが、なんと近頃“副業”に挑戦していると巷で話題になっています。地球生命体の中でも勤勉さに定評のあるミミズ族ですが、もっぱら土と戯れる日々だったはず。近ごろは夜な夜な土を抜け出し、なんと地上活動にも拠点を広げているのだとか。その真意と挑戦の日々を、土中通信記者のワタクシ(アナツチウオバエ)が掘り進めてみました。
趣味・ライフワーク

路地裏の苔一族が語る“映え推し旅”事情——サウナと陶芸と、ときどき人間の足音

最近、私たち路地裏苔一族は珍しい異文化交流に目覚めている。そう、人間たちの“旅”という趣味の流行に、ヒョイと巻き込まれることが増えたのだ。なぜなら、私たちこそが“推し旅”写真の隠れたスターになっているからである。