コミックマーケット

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苔むすパネル、コミックマーケットで大歓声 “人類限定グッズ争奪戦”を見届けて

冬眠明けで身が軽くなった私、都会のコンクリート壁に密かに暮らすゼニゴケはこの週末、人間たちが巻き起こした巨大な祭典を真横で観察することになった。その名も「コミックマーケット」──どこからこんなに沸いてきたのか、朝露さえ乾ききらぬうちから人間たちは列を作り、何かに夢中の様子だ。地面の温度が上がるより早く、足音と期待で世界が満たされていくのを久しぶりに感じた。