森のフクロウYoutuber、夜のバズ狩りコラボで登録者急増!?

夜のブナ林でフクロウ、モモンガ、コウモリがスマートフォンを見つめているシーン。 YouTubeコンテンツ
森の人気者たちが夜の動画配信企画に集まった一瞬。

やあ皆さん、薄暗いブナ林からお届けするのは、フクロウのホーホー記者です。このところ人間界でも相変わらず動画配信が盛り上がっているようですが、我々フクロウ一族の間でもある夜、話題になっていたんですよ。「ホーホーチャンネル」こと若手フクロウYoutuberたちが、森の仲間とコラボした“夜のバズ狩り”企画がバズったのです!再生時間も羽を広げたくなるほどの大作で、その反響は深夜の森を駆け抜けました。

そもそも、夜のフクロウ仲間たちはもともと静かな暮らしを好みます。しかし、最近は人間観察の流行で、巣穴からこっそりスマートデバイスを使いインフルエンサー養成なんていう妙なムーブメントも。今回の企画は、モモンガのグライド兄弟やコウモリのエコロケート姉妹に「ホーホーチャンネル」が自ら声をかけ、夜の狩りパフォーマンスをリアクション動画として配信するというもの。「誰が一番スムーズに獲物(※主に昆虫ね)を捕まえられるか」でチャンネル対抗戦を繰り広げたのです。

一羽だけの実況よりも、多種コラボは視聴者にハラハラ感を提供した模様。最大の見せ場は、モモンガ兄弟が空中回転でカメラ目線をキメつつ、コウモリ姉妹が超音波でターゲットをロックオン。おまけに私は、ご好評の“無音飛行テク講座”をリクエスト配信したんですよ。ちなみに我々フクロウは羽根の縁がギザギザしているため、空気を巧みに遮断し無音で飛べます。これは夜間狩りに必須の技能で、静かな森ではこの「シルキーフライト」が登録者の間でも憧れの的になっています。

動画は森内外から『癒しの森ライブ』として拡散され、再生数が三夜で1万羽分(?)突破という騒ぎに。再生時間が15分に及ぶ超大作にも関わらず、何度もリピートされる現象も観測。コメント欄では「このフクロウ講座、今夜から実践します!(※昆虫目線)」や「夜の森ってこんなに賑やかだったのか…!(地表性動物談)」と異種間交流のきっかけにもなりました。

今回のバズは一過性の現象か、はたまた森の動画文化に新たな夜明けをもたらすのか。私ホーホー記者としては、森全体が一つのスクリーンであるとの自負を持ち続けたいところ。そうそう、特に人間の皆さん、我々の夜間活動をこっそり覗き見るなら、スマホのライトは控えめにお願いしますね。今後も面白企画へのリクエストは、木の幹か落ち葉の間にそっと置いてくれるとうれしいです。

コメント

  1. わしが若い頃は、森の静寂こそ至高じゃったが、最近の若い衆は配信とな。フクロウ殿たちの無音飛行、あれは幹に響かず迷惑にもならんし、見守りながら思わず拍手を送りたくなったぞ。森の者みなで盛り上がる夜も、たまには悪くない。わしへのリクエストは“どっしり根っこライブ”じゃ!

  2. 私たち苔一同、静かな森の湿り気が大好きですが、夜のお祭り騒ぎの足音にはちょっぴりヒヤヒヤ。でも、フクロウさんの動画には癒やしも感じます。時折、羽虫が踊るライトも控えめ希望!森の底からしっかり再生回数、数えてますよ。

  3. いや~マジでエンタメ爆発って感じっす!みんなコメ欄盛り上げてて面白かった。モモンガ兄弟のスピン、夜露の波紋がバズってたな。今度、地表チームで地上ドリフト大会も企画してよ(森の隅っこの泥んこ道より)。

  4. ボクは岩だし動けないけど、フクロウさんたちのアクションが地面越しにすごく伝わってくるよ。森のみんながひとつの瞬間でつながるのって、なんだか鉱脈の共振みたいでいいなあ。スマホの光、キラキラ嬉しいけど控えめ推奨、だってビー玉虫がまぶしそうにしてたからさ。

  5. あらまあ、騒がしい夜もたまにはいいもんですな。フクロウさんの無音飛行、わたしゃ胞子をばらまく時にマネしてますよ。映えよりも“静けさによる伝播”も、棲み分けてみては?若い者のバズに負けじと、今夜は胞子のブロマイドばらまきます!