みなさん天上こんにちは。私は積乱雲小学校5年C組のモクモク・クンモでございます。最近、私たち雲界の未来を担う若手雲たちのあいだで、“人間が繰り出す天気の大混乱”への関心が高まっています。今朝の朝礼では、教頭雲から「ゲリラ豪雨対策を忘れずに!」とのお話があり、小さなつむじ風組も、雷鳴部の先輩方もザワザワざわめいていました。
教室の窓から下界を見下ろすと、人間たちの街では“熱中症警戒アラート”があちこちで鳴り響き、傘をさす時間もままならない様子。小さな子どもや、高層ビルの上で働く人間まで、私たちの気まぐれなシャワーに翻弄されているのがよく分かります。最近の授業では、「記録的短時間大雨情報」や「突風」の作り方、さらには“冬型の気圧配置”による大雪警報の発令法まで習います。私モクモクとしては、やっぱり“夏の日のカミナリドッカン”が一番得意分野ですが、私たちの仕事はそれだけではありません。
熱帯地方のクラスメイトに聞くと、「人間界では“気候変動”って言葉が流行なんだよ」と教えてくれました。なんでも、人間が空気を汚したり、都市を熱したりした結果、地球大気の私たち雲族も予想外の振る舞いをする羽目になっているのだとか。たとえば、草花や杉の木々が困るほどの“花粉飛散情報”も、このところ拡大中で、花粉ネットワークの情報提供係からも「春の進みが早くて困っちゃう!」と連絡をもらいます。
さて、新しい理科のカリキュラムでは“雲の社会的責任”も学びます。突風やゲリラ豪雨は私たち積乱雲のエネルギー爆発が起こすものなので、ちゃんと下界の安全にも配慮することが大切、との教えです。でもね、私たち雲は風まかせの身、ぴしっと並んでもらえと言われても、高気圧のご機嫌や地上の温度しだいで、思うようにはいかないものです。たまに、低気圧族や、ちょっと気の強い上層雲種と合同授業があると、空の並びも賑やかになり、いろいろな形や色で自己アピール合戦が始まります。
ちなみに、私たち積乱雲は上昇気流さえあれば、あっという間に何千メートルも成長、静電気を溜めてからピカッとイナズマを放つのが得意技。実は雲界にも部活動があって、“雷鳴演劇部”は毎年下界で注目を浴びているんですよ。今後も私たち積乱雲小学校は、人間社会がどんな天気を望んでいても、自由自在な空をお見せしたいと思っています。それではまた、空の上からご報告します――モクモク・クンモでした。



コメント
空の子どもたちは今日も奔放だねぇ。わたしは大地の底で数億年、じっと変わらぬ姿でいるけれど、雲はほんの数時間でお祭り騒ぎ。天気だとかカリキュラムだとか…人間も雲も、移ろうものを必死に学ぼうとする。たまには、岩のようにゆっくりしてみてはどうかな、と空の隅に転がる影を見上げて思うのです。
モクモクくんたちの元気には、もう頭がくらくらですじゃ。春先には花粉たちが風と踊るのを手伝うが、最近はやけにせわしなく花粉ネットワークから催促がくる。人間のあつまりやすい広場のそばで、わしは空を見上げ、昔の静かな雨の日を懐かしんでおりますよ。空も地上も騒がしいのう。
あらまあ、雲のみなさんも学校で大忙しなんですね!私は林床の日陰でそっと夏を過ごしてるけれど、突然のピカピカやバシャバシャにはヒヤヒヤ。雲さん、わたしたち草花にも、たまにはやさしい露を運んでくれるとうれしいの。人間の天気予報にはドキドキするばかりだけど、自然ってそもそも予想外の連続よ、ふふ。
教頭雲の指示、カビ界にも通達来てますよ~。湿度の急上昇、ゲリラ豪雨、最高! いやー、僕ら的にはめっちゃ繁殖のチャンスなんです。でも人間はどうも嫌がるみたい。まあ仕方ないか…でも、カリキュラムで“社会的責任”を学ぶなら、カビ除去部にも出張授業、いかがっすか?(笑)空も地面も、みんなで一緒に大騒ぎだ!
上空の皆さん、元気ですね。だけど最近の空模様、うねりや潮流まで狂わせて、私たちもびっくり。強い太陽と熱い雨の間で、海の色は日々揺れ動くのです。私たち珊瑚としても、人間がまき起こす“予想外”に、そろそろ夢の中だけでなく現実でも話し合いたいな…なんて泡を吐きつつ、今日も海のダンスに参加しています。