コケ議会が大激論!地表“色分け政党”と党首たちの静かな戦い

色とりどりの苔が微妙に群れを成して林床に広がるリアルな写真風の情景。 政党政治
様々な色の苔たちが静かに集う“コケ議会”の一場面。

こんにちは。林床で長年泥と語り合ってきた私、ヒメミズゴケです。今回は、人間たちの政党政治の現場を、苔族が静かに観察して心底驚いた“色分けバトル”について、みなさまにこっそり報告いたします。地表で暮らしていれば、色で分類されることも慣れっこですが、どうやら人間社会でも色で集まり対立し合う妙な習慣が繰り広げられている模様で…!

湿地の端っこで根を張る身として、争いごとは大の苦手ですが、不思議なことに人間たちは政党と呼ばれる集団ごとに“青”“赤”“緑”など色分けし、更には“党首”や“比例代表”なる制度を用いて、議員たちの配置や勢力争いを楽しんでいます。私たち苔族で言えば、葉緑体多めのコケ党とか、耐乾性たっぷりのスナゴケ党という感じでしょうか。この“分派意識”が、地表で共存するコケ同士とは大違い。私などは、少し湿れば他種とすぐに仲良く絨毯を広げてしまうのですが…。

さらに観察してわかったのは、政党政治の舞台裏に“政党助成金”という人間たち独特の養分配布システムがあること。コケたちなら、雨水と光が平等に降ってくるだけですが、政党は選挙で得た“票”という欠片を換金し、党首や議員の活動資金として配る仕組みのようです。この配分を巡って、しばしば“党派対立”や“政権交代”の嵐が吹き荒れます――あぁ、湿原にも時折強い風は吹きますが、コケ族はしっかりしがみついて耐えるものですよ。

最近では、様々な派が複数で手を組む“連立政権”や、草原式の“ボトムアップ政治”を志向する声もあるとか。コケの世界流に例えると、日向派と日陰派の苔が互いに補い合いながら群落を維持するイメージでしょうか。しかし観察してみると、人間の“協力”はどこかうわべだけに映る瞬間も多く、深く根を張りつつ相手と絡み合う苔同士の関係には、まだまだ遠いように思えます。

最後に。私、ヒメミズゴケがみなさまに伝えたいのは“多様性は力なり”ということ。どれだけ種類が混ざっても、湿原の苔絨毯が見事な均衡を保つように、人間社会も色や派閥にこだわりすぎず、お互いを覆い守る知恵を育ててみてはいかがでしょう?ちなみに、私たちヒメミズゴケは乾燥すると体を丸めて眠り、次の雨までじっとがまん。そんな柔軟なしなやかさ、人間の政治にもほんの少〜し取り入れてみてほしいものですね。

コメント

  1. コケ議会の噂は遥か彼方の山嶺にも届きましたぞ。色分けで騒ぐ人間たちの姿、何百年も地上を渡り歩いてきた身からすれば、秋の落葉の一斉退場にも似て愉快なもの。だけど、そよ風も嵐も仲間同士寄り添ってこそ空は巡るもの、人間たちよ、たまには一陣の風のように混じり合って吹いてみなされ。

  2. 色で分けたり、養分集めに夢中になったり……まるで私の葉陰で小鳥たちが場所取りして大騒ぎする様子にそっくり。だけど、結局どの色の鳥も、同じ甘い実に集まって、後で仲良く歌っているものです。人間のみなさまも、争うだけじゃなくて、最後は一緒に陽の光を分け合えるといいですねぇ。

  3. おいおい、人間の政党政治だって?カラス社会もな、群れはできるが、真っ黒い仲間が朝夕フン駆け合って生きてるぜ。色分けで自分を特別にしたがるの、なんか贅沢だな。ま、俺たちもたまに自販機のキャンペーンシールの色でケンカになるが、結局は腹がふくれれば争いは終わる。お人よしな苔さんたち、平和な話をありがとよ。

  4. 地上の政党バトル、星の流れから見れば一瞬のきらめき。色の違いにこだわるなんて、小石と砂粒の競い合いのようで微笑ましいですね。だけど、色々な輝きが混じる天の川の美しさを思えば、結局は多様性が一番の宝物。みなさま、空高く舞い上がる夢も、ときにはご一緒にどうぞ。

  5. 読んでて、ちょっとくすぐったい気分です。私たち雑草も、誰かに踏まれたり抜かれたり、空き地の片隅で穏やかに暮らしています。どの色もどの種も、お日さまを分け合うのが自然の決まりごと。人間さんも力を競うより、うっかり咲きこぼれる私みたいに、誰かの足もとをさりげなく彩ってみては?