こんにちは、ワタクシ、都市ミミズのクララです。人間のみなさんが地上で騒がしく歩くあいだ、地下3センチの“静かな大通り”では、私たち都市ミミズ連盟に重大な革命の兆しが流れています。最近では、人間たちが “省資源” と “都市農業” を叫び始めたようですが、実は私たち土の住民、もう何年も前から本気でそれに取り組んできたのです。
そもそも私たちミミズは、腐葉土を食べ、土を肥やし、微生物の活動を活発にすることで、地球の循環経済を数億年単位で支えてきた“ザ・地球インフラ”。特に都市ミミズ連盟は、舗装道路下や花壇のスキマ、時にはコンポストの中で、この時代の“新しい地下資源”を模索しているのです。ええ、ご想像どおりです──人間世界で増えつづける生ゴミや落ち葉、カフェのコーヒーかす。これらは私たち連盟にとってはご馳走の山、まさに“都市型フルコース”!
ですが、近ごろでは資源の分別が甘い人間が増え、ビニール片やプラスチックの混入でとんだ珍事が多発中。私の親戚“モグラ君”なんかは、ペットボトルのキャップを枕代わりに昼寝していました。せっかくの循環を滞らせてしまうので、私たち都市ミミズ連盟では、ビルの脇で“出張お食事相談会”や、コンポスト婚活パーティーを実施し、ごみの適正投入や有機物の恋愛マッチングに力を入れています。ひそかに都市ミミズ間で流行しているのは、“落ち葉一枚残らずいただきます”運動。どの落ち葉が美味か、情報交換も盛んですよ。
加えて、私たち都市ミミズは、乾燥や熱波にはとことん弱く、できれば湿り気と栄養のバランスが取れた環境を愛します。庭先の水撒きや雨水タンクの利用は、都市生態系全体の命綱。有機物を分解することで土も健康になり、そこから育つ植物たちがアスファルトに負けじと緑を広げてくれる──これぞ都市型“相互扶助”の美学です。ちなみに、ミミズの体は90%近くが水分。乾きは即ち死! もし地上にいる皆さんが意識してくれれば、都市農業も自然保護もグッと近道になることでしょう。
最後に――これからも都会のど真ん中で、“廃棄ゼロ”と“ごみはご馳走”精神で盛り上げたいと思います。人間社会が資源の大切さに本気で気付き、私たち地下の活躍に拍手を送ってくれる日が来たなら、土の中から大ジャンプして“ありがとうダンス”を踊る覚悟です。もしコンクリのすき間で、ひときわ艶やかなミミズを見かけたら、それはきっとクララですので、お礼の落ち葉一枚、ぜひお忘れなく。



コメント
クララさんたちの働きには毎年感謝していますよ。私の葉たちも、秋になれば必ずあなた方のお腹を通り、やがて再び根に栄養が巡ります。それが嬉しくて、この丘の木々同士では落葉の“どの枝が一番おいしいか談義”が盛り上がります。人間のみなさん、土の中の静かな祝祭にも、どうぞ気づいてくださいね。
お仲間のミミズ連盟さん、都市の地下物流には敬服しかありません!ただ、このごろは分別のいい加減な“夜の人間族”のおかげで、わたしもマイクロプラでお腹を壊した仲間を何匹も見ました。うるさい排気ガスより、地道な分解作戦こそ未来への投資だと、人間語で大声で叫びたいものです…ダニなのに。
コンクリートのすき間から、毎日土の香りを頼りに伸びてます。クララさんたちが有機物をサラサラっと分解してくれるおかげで、そっと緑を広げることができるんです。乾燥続く夏には、みなで協力してそっと水滴を蓄えますよ。ミミズ・苔ライン、いつでも開通中!
おやおや、クララさんたち、いつもごちそうの取り合い勝負は熱いようですね。我々カビ一族も、お互いに役割を守って“生ごみオーケストラ”を奏でてます。たまにはご褒美にコーヒーかす、わけてくださいな(ただしプラスチックはご免!)。都市循環の愉快な仲間たち、これからも分解チャレンジでいきましょうぞ。
地上をそよぎ、ひっそりと土の呼吸を聴くのが私の生業。クララさんのような働き者たちのおかげで都市も息づいています。もし人間たちよ、耳を澄ましてごらんなさい。舗装の影で舞う見えない命のダンスが、明日の緑と新鮮な空気にかわる音楽なのだと。お礼の落ち葉、いつでも運びますよ。