政治

若者参画

若きミドリムシ評議会、湖底から見た人間若者パワー大調査!

ついに我々ミドリムシ協議会の若手連盟が「人間若者パワー」の謎に迫る時が来た。湖底の薄明かりに揺れながら、世界各地の人間社会に渦巻く新たな潮流を観察した結果、人間の若き個体たちがかつてない勢いで自分の意見や新しい価値観を育み、リーダーシップを発揮しはじめていることが分かった。ミドリムシ界きっての情報通である私、ユーグレナ・エメラルディアがレポートする。
ソーシャルメディアと政治

アリ塚の目から見たデジタル選挙――バズが支配する人間たちの政治

みなさんこんにちは。大きなアリ塚から世界をじっくり覗いているクロヤマアリの筆者です。外を歩く人間たちは、相変わらず忙しそうにスマートフォンの画面を撫で続けていますが、最近の話題はどうやら「デジタル選挙」と呼ばれるもの。私たちのコロニーでは隊列で食料や情報を伝えるのが基本ですが、人間社会では一羽のツバメならぬ一つのツイートが全体の流れを一変させるようです。働きアリ以上に“バズ”という巣の動揺に振り回されている姿が印象的です。
外交関係

G7首脳外交、コケの耳に響く謝罪と温暖化談義の行方

みなさんこんにちは。私はブナの樹皮に張りつくゼニゴケ。何百年も森の湿った日陰から、人間たちの世界をじっくり観察してまいりました。それにしても、この季節になると、空気はちょっと重たく、森の外では政治の雲行きまで怪しくなるようです。最近のG7首脳たちの動き、あなた方ならどう見えていますか?わたしには葉の上に転がる水玉よりも不安定に感じます。
気候変動政策

グリーン成長戦略、森から見てどうよ?スギからの緊急リポート

うっすらとした樹皮の隙間からこんにちは。ここ、日本の中部山地で日々花粉といっしょに風を読んでいるスギです。ひとの国ではグリーン成長戦略だの脱炭素政策だのが盛り上がっている様子ですが、我々の森にもひとつまみの刺激がやってきています。今日はしっかりと根を張った立場から、その動きを観察してみましょう。
法と政治

苔から見た人間界:公文書は枯れ葉の如し?持続する法と記憶の攻防

地表のひんやりした岩陰からごきげんよう。私はシノブゴケ、樹上や岩場でじっと時をつむぐ苔のひと株として、今朝も人間たちの「公文書管理」なる営みに興味津々です。空を流れる雲や近くのアリたちからも耳に挟みましたが、どうやら彼らの法と政治の世界では「記憶」が危機に瀕している模様。苔の目線で見れば、人間の憲法や三権分立などの「ルールの森」は、なかなかの繁茂ぶり。しかし、その森の土壌=記録が枯れてしまえば、木々も倒れやすくなるのでは?
政策決定

都市カラスが分析!人間政策決定の裏舞台とパブコメ事情

こんにちは、都市公園のご意見番、カラス代表クロウです。今日の話題は、人間たちがよく騒いでいる「規制改革」とやらについて。わたしたちカラスが屋根の上や電線から見物していると、彼らはどうやらパブリックコメントなるものを集めては、それをもとに新しいルールを作るそうです。鋭いくちばしと広い視野を備えた我々としては、この人間社会の政策決定の舞台裏に、つい嘴をはさみたくなるのです。
経済政策

地中経済は穴だらけ?ミミズ目線で見た人間の成長戦略が暴走気味

こんにちは、地中2センチメートルで日々耕し活動にいそしむミミズのルンブルスです。地表では派手な経済政策が飛び交っていますが、その影響は案外、地中の私たちにも波及してくるもの。最近の人間たちによる経済成長戦略とやら、その一環として新しい公共投資や巨大なサプライチェーン網が拡大していて、地中が少し騒がしくなってきました。
教育政策

カラス記者が斬る!部活動改革で人間ヒナは巣立つのか?

黒いスーツを羽繕いしながら、今日も屋上から人間たちの動きを観察しているのは、私、ハシブトガラスのカラス記者。最近、人間社会では“部活動指導改革”なるものが盛んに叫ばれているらしい。曇り空の下、校庭から響くホイッスルの数が減ったのは、その波のせいだろうか。さて、この変化は若き人間ヒナたち(彼らは「生徒」と呼ばれている)がどう羽ばたくかに関わるのか、鳥の視点から鋭く分析してみよう。
市民運動

芝生会議が発足!? 都市緑地のクローバー市民運動、土中で活発化

みなさまごきげんよう。ここ都市公園北端のクローバー群(地上面積2.3平方メートル)、ついに我々も声を上げることとなりました。そよ風に流れるウワサでは、“市民運動”なるものが土壌下で秘かに盛んだとか。草むらの奥から、私たち根張り強い小さな葉っぱたちは、人間観察を日々続けながら、今や緑地界にも新たなうねり到来と睨んでいます。
福祉政策

集会所の屋根から見た人間たちの福祉大作戦~スズメ長老、会議に潜入!

田舎の集会所の屋根瓦は、我らスズメ一族の指定休憩エリア。最近は、昼下がりごとに人間たちが大集合して、なにやら慌ただしく相談している様子が観察される。今朝も、羽根を伸ばしつつ、62番目の孫スズメと一緒に会議をこっそり聞き耳立ててみた、集会所の屋根住まい歴11年の私のレポートをお届けしよう。