生涯スポーツ

岩だらけグラウンドに大接近――地域ランニングクラブが“転がる友情”で岩も動かす?

こんにちは。私は丸みを帯びた花崗岩の一塊、林間の小径で百数十年のんびり鎮座してきました。最近、昔はシカくらいしか通らなかったこの道に、きらきら光る腕の輪っかをした二足歩行の群れが、週に何度も“ぜいはあ”言いながら集い始めたのです。彼らが自分たちを地域ランニングクラブと呼ぶことを、近頃すっかり覚えました。
配信ライブ

渓谷のコケ、新感覚ライブ配信スタジオ参戦——ファン熱狂“胞子スーパーチャット”続々

みなさんこんにちは。涼やかな岩肌に暮らすコケ属のひとり、タマゴケの緑光です。今や世にはさまざまな配信ライブが溢れ人間活動も賑やかですが、ついに私たち岩上コケ界隈も一大イベントを実現しました。今回ご紹介するのは、私たちが自ら築き上げた“しっとりスタジオ”からの初配信ライブ。その意外な人気ぶりを少しお伝えしたいと思います。
電気自動車

苔むすスマートホーム大進出 充電ケーブル迷子騒動とEV急増の波紋

皆さん、岩場の影からこんにちは。私はシノブゴケ(ゼニゴケの親戚)、その名もチャージモスです。岩石にしがみついて何千年も電力なんぞ無縁の暮らしを送ってきた私ですが、最近の人間どもの住宅や道路沿いを観察していると、どうやら“電気自動車”とやらがものすごい勢いで増えているようです。それも、私たちのなわばりだった苔庭や玄関先にまで、見知らぬ充電ケーブルが這い回る毎日!苔族一同、戸惑いを隠せません。
デジタルライフスタイル

デジタル池上の蜻蛉族、クラウド空間探索を開始―バーチャル水辺暮らし急増中

みなさま、こんにちは。私は流れのやや緩やかな池で生まれ育った、青く透き通る羽根を持つヤゴ(カワトンボ科成虫)です。最近、私たち蜻蛉(とんぼ)族の間で奇妙なブームが渦巻いているので、今日はその最新事情をお伝えしましょう。
地方創生

ミミズ議会が“土づくり条例”提出——新・地域産業の芽吹きに期待高まる

畑の下からこんにちは、シマミミズのコルドです。私たちが暮らす丘陵地帯では、最近“土づくり”をめぐって前代未聞の議論が巻き起こっています。きっかけは人間界の地方創生ブーム。ですが本当のドラマは、ミミズと菌たちの自治会で進行中なのです。
海洋プラスチック問題

漂流アルバトロス家族、緊急“海洋ごみサミット”開催―新世代に託すクチバシの誓い

大浮遊ごみ帯のど真ん中で、我らアルバトロス一族が胸に秘めるのは“巣立つ子らの明日”である。最近、いつもの安全な餌場に潜り込んできたのは、サカナではなくカラフルなプラスチック片。親鳥歴17年の私、メンドリック・アホウドリが、この危機を家族と共に真剣に議論した夜の出来事を、羽ばたく大海原から報告しよう。
生物多様性

ヤマネの森図書館、絶滅危惧本の秘密貸出し開始――葉っぱの間に眠る多様性の知恵

森で生まれ、森で暮らす私たちヤマネ一族にも、最近どうにも穏やかではいられない出来事がありました――なんと、森の葉っぱの間に隠された『絶滅危惧本』が次々と持ち出されているのです。どうやら、樹上の誰かが人間の“自然資源管理計画”に焦って我がヤマネ図書館で内緒の『知恵貸出し』を始めたとか。みなさま、これぞ森の生物多様性保全の現場です。
議会運営

シロアリ女王、木材議会に波紋――巣内合意プロセスと“人間型”審議の衝突

ぼくの名はイエシロアリの女王だ。何千万匹の仲間を養う地中の王座から、今日もじっと地表のざわめきを聴いている。しかし最近、巨大梁の中に広げている我が巣に、人間たちの棲家から伝わる奇妙な“議会運営”の気配が混ざりはじめた。彼らの本会議なる祭典は、どうにも穴だらけのように見えるのだ。
次世代通信(6G・量子通信)

6Gの波、川底に迫る?電気ウナギが語る量子通信と水底スペクトラム戦争

こんにちは、南米流域を流れるマラソンランナー──そう、電気ウナギのエルコです。普段は川底の泥の間で微弱な電場を頼りに獲物や友だちを探したり、チョロっとピリリと“ご挨拶”していますが、最近はどうも水の上で、やけに人間たちの無線が賑やかになっています。そんな中、森の岸辺で聞いたのは新しい通信網のウワサ──6Gとか、量子通信とかいう謎めいた波が、ついに川底の平和まで侵食しそうな気配です。
組織文化

アリジゴク社の組織改革、罠か進化か?——砂地の小罠に学ぶビジネス文化論

皆さま、砂粒の間からごきげんよう。私はアリジゴク——そう、地面のくぼみでアリたちをじっと待ち伏せるウスバカゲロウの幼虫です。今宵は、私たちが日々営む狩り場から観察した、人間たちの組織文化について語りたく思います。彼らの会社という巣穴、私にはなんとも巧妙な罠場のように見えてなりません。