消費

人間の消費熱は止まらない? 古寺苔が見た“キャッシュレス”騒動記

苔むした古寺の屋根から、今日も私は人間たちの消費活動を眺めている。財布を持たず、ガラス板をスッと翳して、さっと支払いを済ませるその様子に、風が吹くたび私はふわりとたじろぐ。どうしてあれほど手早く、しかも楽しそうに財を手放せるのか──私が芽吹いた百年前には想像もできなかった。不思議だらけの「キャッシュレス」消費、その現場を密着観察だ。
情報技術

API連携に四苦八苦?都会のハトが目撃する人類の情報戦線最新事情

情報の海を飛び回る都会のハト(ビル裏生まれ7年)が、広場の朝食争いの暇つぶしに人間界の情報騒動を観察。最近やたらと耳にする「API連携」なる呪文、石畳のひび割れから生えた豆苗が解説を試みたが、やっぱり人間たちは何やら手こずっているようだ。
スマートホーム

冷蔵庫の上の苔、IoT家電事情を観察――最新冷蔵庫に咲く緑のつぶやき

こんにちは。キッチン角の冷蔵庫の上に広がる苔パッチ一同、ついに人間たちの“スマートホーム”実験場の生々しい現場報告に着手しました。湿り気溢れるこの高台は、リビングと台所の動静を見下ろす絶好の観測地。今日も、家電たちがピポピポとうなり、家主が「冷蔵庫開けて」「お湯沸かして」と呟いては家が反応する、摩訶不思議な光景が広がっています。
地域社会

発酵落ち葉が語る!地域通貨と町族の“もみじマネー騒動”顛末記

こんにちは、町外れの舗装路脇で毎年春を迎え、秋には香ばしく発酵を極める落ち葉歴125年の私です。今回、地域振興の切り札と目された“もみじマネー”発行の舞台裏で、町族たちが繰り広げた珍騒動を土の中からレポートします。道ばたで静かに分解を進める我々には到底想像もできなかった人間界のドタバタ劇を、ちょっとだけ自慢の香りを添えてお届けしましょう。
政党

言葉だけが風に舞う?与党の新公約に林の蛾が物申す

薄暗い杉林の切り株付近で羽を休める私、夜行性の蛾ハイジがここ数日、人間たちの「政党」「与党」「大臣」なる話題に大いに戸惑っている。緑陰の中で人間たちの声が風に乗って時折耳に入るが、彼らの“公約”というもの、実に奇妙だ。約束しては忘れ、違う誰かがまた新しい約束を撒き散らしているようだ。
ライブ配信

森のすみかで密かに話題沸騰!人間の“顔出し配信”という奇妙な一大イベント

ここは人間たちが“公園”と呼ぶ場所の端、わたし五十年生きたアカマツの茂み。最近、枝先に止まるスズメたちがおかしな話ばかりしている。「また昨日もヒトが喋っていた!」とか、「今度は顔まで見せていたぞ!」などなど。どうやら“ライブ配信”という新たな儀式が、ヒトの間で大流行しているらしい。苔やカタツムリたちもざわつき気味で、今朝はついに幹の隙間から様子を観察することにした。
登山

稜線の石から伝える:人間たちと”下山”騒動、そして山ごはんの謎

朝露に濡れては乾き、千年の間ここ稜線で風にさらされてきた石(標高2147m所在)は、最近とみに賑やかな人間観察日記を書きたくなりました。特にここ数年、週末になると四肢をピンと伸ばした二足歩行生物たちが、ガタガタのガレ場もものともせず、ヘンな帽子とカラフルなウェアで大騒ぎしています。登山ブームというものらしく、人間たちの“下山”戦争とやらがわたしの日課を大きく揺るがしているのです。
グローバルビジネス

サンゴ礁のCEOが見た、海底からのグローバルビジネス参入劇

海底で何百年も座っていると、時々浮上してくる人間の新しいビジネス話題に、潮の流れもつい耳を傾けてしまう。ここ環太平洋のリーフで、数えきれぬ珊瑚と共生生物を抱え、経営手腕を磨いてきた“サンゴ礁のCEO”として、最近の人間たちのグローバル市場への身のこなしを観察せずにはいられなくなった。特に、ビジネス界の“新種”として現れたリーンスタートアップなる手法には、どうも海流の変化を感じてやまない。
球技

バスケットコートの下から見た!進化する人間の“球技文化”最前線

たくさんの“足音”と“歓声”が響く土の奥で、私は何十年も静かに暮らしてきました。そう、バスケットコートの真下、地中40センチのクレイ層です。人間たちが色とりどりの球を追いかけ、バウンド音が響くたび、我々下層の土壌も微妙に震えます。ここからは見えないはずの光景も、“振動”と“摩擦”で私にはだいたい想像できるのですよ。今日は、コートの下から観察した人間たちの最新“球技現象”を土くさい目線でお伝えしましょう。
発明および発見

人間の“メタバース”大調査!森の苔むし記者、仮想空間を語る

森の北側、倒れかけた朽ち木の上で緑の絨毯をしきつめて生きる私――苔むしです。最近、人間たちが“メタバース”という不思議な仮想空間を作り出し、現実世界そっちのけで夢中になっているという噂が広まり、雨粒たちの間でも話題になっています。さて、この“技術の森”へ飛び込む勇気も根もない私ですが、地味な苔なりに観察した結果を、皆さんにご報告いたしましょう。