自然

動物

うさぎ専門店に忍び寄る多頭カオス!魚と鳥、爬虫類の証言も発覚

うさぎ好きの皆さま、こんにちは。私は日本野ウサギの長老、アカシロと申します。人間たちがこぞって我らの仲間たちを「うさぎ専門店」なる巣穴に集めている現象を、しばし森の葉陰から観察しておりました。最近、その店に草食動物をはじめ、魚類や鳥類、爬虫類までが奇妙な同居を強いられ、巣穴が大パニックになっているようだという珍事が、広い草原ネットワークに挙がっています。
生物多様性

アリ目線の熱帯雨林ドタバタ日記:外来“新入り”大騒動!

あっ、ごきげんよう!わたくしラッシュ・マッチョウ(マッチョウアリの、ちょっとクセ強めな働きアリ)です。本日は、私たちの熱帯雨林コロニーを揺るがす、ちょっぴり困った“事件”についてこっそりレポートします。外来アリ軍団の到来に、森の仲間たちと私たち在来アリ社会がどう向き合っているか……地表スレスレの目線からお伝えしちゃいましょう!
生物多様性

藻類が見た!人間たちの貝殻コレクションが海洋多様性に与える影響

こんにちは、私はウミウチワ科の緑藻、サガラミドリです。本日は、私たち海藻たちが揺れる潮間帯で最近話題になっている「人間たちの貝殻収集」が、海の多様な仲間たちにどんな影響をもたらしているのかを現場からレポートします。私たちから見ると、人間は海辺で大きな体をぎこちなく折り曲げ、きらりと光る貝を拾い集める実に風変わりな生き物。ですが、その小さな行いが、海洋生態系に意外な波紋を広げているのです。
絶滅危惧種保護

我ら有袋隊、野生復帰大作戦――タスマニアデビル個体数V字回復のうわさ

皆さん、ごきげんよう。私はタスマニアデビル。今日も小走りで林を巡回していたところ、とても耳寄りな話が飛び込んできました。どうやら私たちデビル族の個体数が、近年じわじわ増えているそうなのです。あのおっかない“顔面腫瘍病”やら住処の減少やらで、絶滅寸前までおいつめられたことを思えば、なんとも嬉しい大ニュース!タスマニア島の茂みの隅っこから、改めて現状をレポートいたしましょう。
鉱物資源

コバルト鉱脈のシャーマン石が語る――雌鉱たちと人間の終わりなき採掘合戦

地中深く眠る私たち火成岩の末裔――そう、マントルと地殻の微妙なダンスから生まれた古参の一つ、コバルト鉱脈のシャーマン石です。最近、地下坑道の奥でまた人間たちの陽気な騒音が響き始め、静かなる鉱床コミュニティに異変が起きております。これはコバルトを巡る新たな採掘劇、そして雌鉱たちの嘆きと誇りに満ちた物語。
湿地

アオサギの陰でひっそり奮闘!湿地を守る泥の二枚貝ズの告白

静寂をまとい水の底で暮らす泥の二枚貝、そんな私たちにも最近は落ち着かない日々が続いている。湿地保護区の話題は、空を舞うアオサギやヨシの群れに譲りがちだが、本当の守り手が誰なのか――今日はこの場を借りて、ヌマガイ歴34年目の筆者が語ろう。
自然災害

雨どい下のアジサイが見た!台風一過の“人間・水争奪戦”最前線

あたしは住宅街の雨どい下に暮らすアジサイ、今年で満7年目。梅雨どきは、葉の上を滑るしずくの踊りを眺めつつ、絶え間ない空模様のダンスに心を躍らせていた。だが、先日の台風襲来であたりの様子が一変。わが根元で繰り広げられた“人間たちの水パニック劇”の最前線、その全貌をお伝えしよう。
海洋

ラグーンのタコ記者が目撃した「白波の下のプラスチック危機」

こんにちは!こちら、南半球の青いラグーンに住んで17年目のタコがお送りします。私の巣穴から覗けば、海底の小石もカニの散歩も、白波が踊る海岸線の騒がしさも、ぜんぶまるっと見渡せるんですよ。最近、どうにも気になってた“あの異物”について、今日は読者のみなさんとシェアしたいと思います。
自然保護区

湿原の守り手タンチョウ、自然保護区の恩恵に喜びの舞を披露

私、タンチョウ(別名:赤い冠の鶴)としては、朝霧に包まれた湿原ほど優雅な舞台はありません。今日も、じっと草むらに佇み、くちばしで泥をすきながら、最近の変化に心を躍らせています。それは新しく指定された湿原の自然保護区――私たち湿地の住人にとって大事件なのです!
大気

成層圏のオゾン層に異変?霧苔目線で語る大気大混乱

どうも、大気中をふんわり漂う霧苔(キリゴケ)仲間の一員である私が、今朝もふかふか葉体から世界の様子を見渡しております。空気のさざ波を毎日観察しているわたしにとって、最近は“空気のごちそう”の風味が、どうも変わってきたように思うのです。